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57話 ページ8

健太「は、入れちゃった♪…って、お前…と、とにかくなぁ…」

困ったように…でも、ちょっと笑ったようにあたしの顔を覗き込む健太くん…
でも、その直後…健太くんの笑った顔がピクリと強張った…

健太「…や、やべ…ま、真鍋さん…!」

…ただならぬ健太くんの様子に首を傾げるあたし…
健太くんから向かって右側の廊下から、スラリと背の高い女の人が歩いてくる…!
慌てて、逆方向を向く健太くんだけど…その顔がまたもや凍りついた…

健太「…ま、守〜…!」

左側からは、健太と色違いの黄色い衣装を着た男の子が歩いてくる…

…マナベさん?…マモル?…知り合いかな…←笑

まるで、コントを見てるかのように慌てふためく健太くん…笑

健太「…ヤバい…この状況…ヤバすぎる…」←笑

あたしの両肩を掴み、真剣な眼差しで(?)呟く健太くんに不謹慎だけど…ちょっとドキドキしてしまう…笑

健太「とりあえず…一緒に来い…!!」

次の瞬間…健太くんはあたしの手を掴み、目の前にあった部屋にあたしを押し込んだ…!

A「きゃっ…!」

………真っ暗な部屋…身体に触れる、ビニールの感触…?
暫くすると、目が馴れてきて…ここは、どうやら衣装部屋らしい…
あたしの背より高い、ハンガーラックにビニールをかけられた色々な衣装がかかっている。

部屋いっぱいの衣装の中に、あたしと健太くんは埋もれていた…
…すぐ近くに健太くんの熱い体温を感じて…また、ドキドキしちゃうあたし…笑

そんなあたしに向かって、健太くんは困ったような顔をしながら人指し指を唇にあてる…

健太「…静かにしろって…」

……ドアの向こうの廊下から、聞こえてくる話し声…

真鍋「守?矢野くん、知らない?」

守「さっきまで、この辺にいたんですけどね…」

…健太くんを探す声…
その声と足音がだんだん遠ざかっていくと…健太くんはホッとした様子でポツリと呟いた…

健太「…焦った〜…見つかったら、めんどくせぇコトになってた…」

水色のポップでカワイイ衣装に身を包み、片手でおでこの汗を拭う健太くんが…なんだかとっても可愛くて、あたしは思わず吹き出してしまった…笑

健太「…お前…何笑ってんだよっ!!」

A「ううん…やっぱり、その衣装…カワイイなぁ♪って思って…」

健太「…お前…誰のせいでこんな風になってると思ってんだよっ!!」

ちょっと怒ったように…でもクスリと笑う健太くんの笑顔に…あたしはやっぱり、また…吹き出してしまった…笑

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(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年1月13日 12時

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