83話 健太 ページ34
…つ、疲れ、たぁ〜…
…久しぶりに俺の家族に会えて、嬉しかったと微笑むAを駅まで送り、ベッドに仰向けに倒れこむ俺…
…親父もねーちゃんも、おまけにかっちゃんまで…アイツら…俺達のこと、なんだと思ってんだっ!?←笑
仰向けに寝転がり、ぼんやりと天井を見ながら…俺はさっきまでのことを思い出す…
『Aちゃんはいつ、お嫁にきてくれるの?』
『Aちゃんがウチに嫁いでくれたらなぁ』
『二人はいつ、ケッコンするの?』
…どいつもこいつも…そんなの…いきなり、聞くんじゃねーよっ!!
…ま、まだ…俺…プロポーズとか…してねぇし…
俺が言う前に、まわりのヤツに言われるなんて…かっこわりぃじゃんか!!←カワイイ♪笑
……プロポーズ…かぁ…
まさか、去年までダラダラしてたこの俺が(笑)
そんなこと言う日がくるなんて…夢にも、思わなかった…けど、さ…
…Aと、ずっと一緒にいたい…
俺のそばに、いてほしい…って、思っちまったんだよなぁ…
…今まで、付き合った女はいたけど…こんな風に思ったこと…一度もねぇ…
…好きで、好きで、どうしようもないくらい…好きで…どーしたらいいのか…わかんねぇよ…
…何をしてても、考えるのはAのこと…
Aの顔が見たい…その身体を抱きしめたい…その唇にキスしたい…その柔らかい素肌に触れたい…
…俺だけを…感じてほしい…
…そう思うと、さっき交わしたキスの感触が思い出されて…俺の胸の鼓動は、痛いくらい速くなる…
…これじゃあ、俺…完全にヤバイ奴じゃん…笑
一人恥ずかしくなって…笑
俺は思わず、うつ伏せになって頭を抱える…
Aがそばにいると思うと…すぐに、その華奢な身体を抱きしめて、その柔らかい唇にキスしたくなる…
…まぁ…もちろん、親父やねーちゃんの前ではできるわけねーけど…←できたら大変です!笑
…だから…さっきは…どーしても…
したかったんだ…
キス…
…俺の顔を覗きこむ…潤んだおっきい瞳…
俺の腕を掴む…ちっちゃくて華奢な手…
その全てが愛しくて…胸が痛くなる…
…そして、キスの合間に漏れる甘い吐息と、色っぽく光る潤んだ瞳…溶けてしまいそうな切なげな顔に…毎回、俺の理性は…どっかにいっちまう…
…それで結局…我慢できなくなって…笑
そーゆーコトになるんだけど…さ…笑
でも…ねーちゃん…
健太「…タイミング…良すぎだろ…笑」
俺はポツリと、枕に向かって呟き…小さく鼻をすすった…笑
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青(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年1月13日 12時