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82話 ページ33

大きな音を立てて、部屋のドアをバタンと閉める健太くん…
その顔色は、赤くなったり青くなったりで…なんだか…おかしい…笑

ドアを背にして佇む健太くんを、あたしはちょっと笑いながら覗きこむ…

A「…健太くん、どーしたの?」

健太「べっ、べつに、どーもしねーよっ!」

慌てながら…唇を尖らす健太くんが、子供みたいで…可愛くて…
あたしは思わず微笑んでしまった。

そんなあたしを見て、健太くんは日に焼けたうなじに手をあてながら…困ったようにため息をついた。

健太「おっ、お前!…俺がどんだけ大変な思い…」

そこまで言うと、健太くんは慌てて口元に手をやり、顔を赤くする…!
その瞳が、照れたように揺らめいて…なんだか…カワイイ…♪

こんな状況なのに、また健太くんにみとれて…ドキドキしてしまうあたし…笑

健太「とっ、とにかくなぁ…親父にも、ねーちゃんにも、それと!かっちゃんにも、何言われても…気にすんなよ!つーか…話しを聞くな!」

A「ええっ!?は、話しを聞くな…なんて、そんなコト…できないよ〜!」

健太「いーからっ!そーしろよ!…分かったな!?」

A「…う、うん…」

首を傾げながらも、頷くあたしに…腕を組みながら納得したように満足げな顔をする健太くん…笑

健太「よし!」

…そう言って、部屋を出ようとドアノブに手をかけた健太くん…だけど…その動きが一瞬止まった…

…健太くん?

何かあったのかと…健太くんの顔を見上げると…突然!あたしの肩を優しく掴む、健太くんのおっきな手…!

A「け、健太く……」

…あたしの言葉は……健太くんの突然のキスに……遮られた…

…優しくて…でも、どこか強引で熱っぽい…そんな健太くんの唇に、あたしは身体の力が抜けそうになる…!

思わず健太くんの筋肉質な腕をギュッと掴むと…健太くんは優しく、甘く…あたしの身体を抱きすくめる…

…キスの合間に漏れる吐息が…熱くて…
何も…考えられなくなる…

…艶っぽく輝く…健太くんの甘い瞳…その瞳がいっそう、艶やかに揺れる…

健太「…そんな顔…すんなよ…最後まで……シたくなるから…」

…そう言って、またあたしの唇に甘いキスを降らす健太くんに、あたしはもう…どうにかなっちゃいそう…

…健太くん…大、好き…

思わず、健太くんの背中に手をまわした時…!

健太姉「健太〜!ゴメンね♪機嫌直して、ご飯にしようよ〜♪」

…下から、あたし達を呼ぶお姉さんの声が…聞こえた…笑

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(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年1月13日 12時

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