52話 ページ3
…ダメだ…全然仕事にならない…
…あの日、健太くんの腕の中で朝を迎えてから…頭に浮かぶのは、健太くんのことばかり…
…ちょっとぶっきらぼうだけど、とっても優しくて…子供みたいにやんちゃだけど、実は男らしくて…
そして…強引で…色っぽくて…
あたしの知らなかった、健太くん…
その健太くんに触れることができて…
今…とっても嬉しくて、幸せな気持ち…
そんなことを思ってたら…仕事が全然手につかない…笑←コラコラ!!笑
思わず目の前にある書類の山を見て、げんなりするあたし…笑
…こんなんじゃ、ダメダメ!!
健太くんだって、今頃お仕事頑張ってるんだろうし…ちゃんとやらなくちゃ!!
…そう思って気合いを入れたあたしだけど…無情にも、就業時間は終わりを迎えた…笑
…そんなわけで…笑
あたしは会社を出て、家に帰ろうとしたけど…街を歩きながら、何気なくショーウィンドウを見て、ふいに声をあげてしまった…!
A「そーだ!!」
…もーすぐ…健太くんの誕生日、だぁ…♪
…もーすぐって言っても、来月なんだけど…
ちょっと、気が早いかなぁ…♪
でも、付き合って初めての誕生日だもん…
記念になるもの…あげたいなぁ…
…まだ、誕生日まで時間はあるけど…せっかくなのであたしは健太くんの誕生日プレゼントを探すことにした。
…何が、いいのかなぁ…♪
…こうして、健太くんのことを思いながら…プレゼントを探してるだけで…健太くんのこと、考えるだけで…ドキドキするけど、幸せな気持ちにもなる…
自然と微笑んでしまう口元を両手で隠しながら、あたしは色々なお店を巡って歩いた。
……ふと、一つのお店の前で、足を止める…
…ショーウィンドウの中…ライトアップされて鈍く光る、シルバーのジッポライターが…あたしの目にとまった…
…これ…健太くんに似合いそう…!
…いつも、100円ライター使ってるみたいだし…笑
思わず店内に入るあたし…
ショーウィンドウに飾られた、シルバーのジッポライターを見せてもらおうと、店員さんに声を掛けようとした時…
A「あ、あの…」
「すみません…」
…ほぼ、同時に、店員さんに声を掛ける…あたしと、その隣にいた男の子…
思わずチラリと横を見上げると…その男の子もあたしに視線を移す…
…すると…暫くの沈黙の後…
怪訝な顔をしていたその男の子の表情が、パッと明るくなる…!
「…お前…Aっ!?」
突然名前を呼ばれ…あたしはキョトンとした顔で、彼を見つめた…
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青(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年1月13日 12時