63話 健太 ページ14
…Aの瞳は、今にも泣き出しそうなくらい潤んでいて…なんだか俺が…悪いコト、してるみたいだ…←笑
そっと…その柔らかそうな頬に触れると…Aはその、潤んだ瞳を…ゆっくりと、閉じた…!
その無防備で、色っぽい顔にドキリとしたけど…
俺は、ゆっくりとAの唇に…自分の唇を、重ねた…
…長いキスのあと、少し唇を離すと、恥ずかしそうに微笑むAの瞳と目が合って…思わず笑ってしまう…
…こんな風に、優しく俺に笑いかけるその笑顔が愛しくて…俺はギューッと力いっぱい、その細い身体を抱きしめた…
俺の腕の中にいるって…確かめたくて…
A「けっ、健太くん…くるしーよ…笑」
健太「…う、うるせー!…じっと、してろ…よ…」
A「…ハイ♪」←笑
…もう少し…このままで…いたいんだよ…
俺の腕の中で、モゾモゾするAに構わず…俺は更に、抱きしめる腕に…力を込めた…
…すると!ふわりと、小さな風が吹いて…俺の頭を優しく撫でる…あったかい手の感触…!
びっくりして顔をあげると、Aが優しく笑いながら…俺の頭を撫でていた…!
…なんだか恥ずかしくなって…ポツリと呟く俺…←笑
健太「…なに、してんだよ…」
A「ん?健太くんが…なんか…カワイイんだもん♪」
そう言われて…俺はますます恥ずかしくなって思わずムキになる…!
健太「かっ、かわいくねーし!…そーいえば…おっ、お前!今日なんで…テレビ局なんか来たんだよ!」
A「えっ!?な、なんでって…その…健太くんに…会いたくて…」
そう言いながら、顔を赤くするAが可愛くて…なんだか少し…いじめてみたくなる…笑
健太「…なんで、俺に会いたくなったの…?」
クスリと笑って、その潤んだ瞳を見つめる…
A「えっ!?そ、それは…健太くんが…」
赤く染まる頬に潤んだ瞳…俺は…たまらなくなって、その細い首筋に唇を寄せた…
健太「…俺が?なに?」
…耳元で俺が囁く度に…小さく震えるAの身体…
A「…けっ、健太くんのことが…好き、だから…会いたくなっちゃうの…」
…俺の肩を掴む、小さな手に力が入り…その可愛い唇から漏れる…甘い声…
…吐息まじりに綴られる言葉に…ドキリとする…!
…もっと…聞きたい…その、言葉…
健太「…え?…聞こえねーけど…笑」
…やっぱり今夜も…優しくしてやれねー…かも…笑
ちょっと笑って…俺はその柔らかい身体に、自分の身体を…重ねた…
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青(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年1月13日 12時