34話 健太 ページ34
今日も収録を終えて家に帰る…いつもの俺…。
健太「…ただいま〜…」
健太姉「おっかえり〜!歌のお兄さん(笑)」
健太「…っるせーなぁ…」
ねーちゃんに茶化されて、俺は口を尖らせた…
そんな俺を見て、ねーちゃんはますます俺をからかう…
健太姉「お〜、こわ!!歌のお兄さんは優しくなくちゃいけないのにね〜♪ね、父さん♪」
そう言って、居間でこたつに入りながら…小難しい顔で新聞を読む親父に問いかける…
健太父「…歌のお兄さんだかなんだか知らねぇけど、俺はお前の仕事…認めてねぇからな!」
…別に…親父に認めてもらわなくても、けっこうだよっ!!
…俺はポケットに手を突っ込み、自分の部屋に向かおうと階段に脚をかけた…
そんな俺の背中を、ねーちゃんが呼び止める…
健太姉「…そーいえばさ…健太、最近ずっとご機嫌だけど…なんか、いーことでもあった?」
突然のねーちゃんの鋭い質問に、俺は思わず階段を踏み外しそうになる…笑
健太「…べっ、別に…なんも、ねーよ!!」
健太姉「…とかなんとか言って〜…新しい彼女でもできたんじゃないの〜!?」
………女って………鋭い……←笑
彼女…って聞いた途端、アイツの愛らしい笑顔が頭をよぎって…思わずドキリとする…!
健太「……!!!!!!」
柄にもなく、顔を赤くして俯く俺の顔を…オタマを持ったまま、覗きこむねーちゃん…!
健太姉「…あ〜っ!!健太、赤くなってる〜!!彼女、できたんだ〜!!良かったね〜!!明音ちゃんに振られてから、アンタ…落ち込んでたもんね〜!」
健太「別に…落ち込んで、ねーよ!」
健太姉「で?どんな子なの?今度ウチに連れて来なさいよっ♪」
……絶対会わせたくねぇ…笑
余計なこと、言うに決まってるくせに…笑
健太「…やだよ!!」
俺がそう言うと、それまで黙ってた親父が口を開いた。
健太父「どうせ、彼女なんてできてないんだろ…まともな仕事もしてねぇんだから…」
健太「はぁ!?つーか!彼女いるし!仕事だって、俺は好きでやってんだよ!!」
親父に言われた言葉に、思わずカッとなる俺…
←まぁ、落ち着いて…笑
…アイツが認めてくれてる俺の仕事…
歌のお兄さん…夢のある、仕事…
そうアイツが言ってくれるから…だから…
好きで歌のお兄さん、やってんだよ!!
健太父「本当に彼女がいるんだったら、連れてきて欲しいもんだな…!」
健太「連れてきてやるよっ!!」
…売り言葉に買い言葉って…
こーゆーコトを、言うんだな…笑
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青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪健太…キター!!とうとう狼サンになっちゃいましたよ(笑)また夜にボード行くね♪超楽しみ~(>.<) (2013年1月12日 7時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわり。(プロフ) - 青さん» キタ━━(*゚Д゚*)━━!!こんな健太、ドキドキしちゃう〜!狼さんな健太くんに…青さん、私、もう、死にそうです(笑)朝までって…///…悶絶(笑)さっきボード、行ってきたよん♪続き…書いてあるよん♪んふふ♪… ←ヤバイ(笑) (2013年1月12日 6時) (レス) id: 875f5a6a90 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪…そーなの…健太…カワイイでしょ♪ボード、待ってる~(>.<) (2013年1月11日 7時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわり。(プロフ) - 青さん» 健太の不器用な愛の告白にキュンキュンくる~。しかも抱きついてくる主人公チャンにたまらなくなっちゃってぇ♪←喜びすぎ(笑)んふふ…いい雰囲気♪後でボード行くね!今日は続き…書きますよ~(笑) (2013年1月11日 7時) (レス) id: 875f5a6a90 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪そーなんだよ♪健太…男前なの~(>.<)…男前…智…後でボード行く~!! (2013年1月10日 8時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2012年11月26日 3時