4話 ページ4
…もう二度と…あの彼に会うことはできない…そう思ってたあたし…
でも…二度目の出会いは…突然、やってきた…
…その日、あたしはあの彼とぶつかった場所にやってきた…
相変わらず、街中はたくさんの人でごった返している…
テレビドラマじゃあるまいし、また彼に会えるかもしれないなんて…そんなことは思ってなかったけど…
自然に脚が、この場所に向いていて…
『やっべ!完全、遅刻する〜っ!!』
そう言って、走り去っていった彼の背中を思い出す…
人混みの中、もしかしたら彼が走ってくるんじゃないかって錯覚しそうになる…
A「…そんなわけ、あるはずないのに……それにしても、何であんなに急いでたんだろう…?」
ぼんやりしながら、あたしはポツリと呟いた…
次の瞬間…!!
強い力で引っ張られるあたしの腕…!
突然の出来事にびっくりして、あたしは思わず顔をあげた…!
そこには…
健太「おい!お前っ!!」
…今まで考えてた…あの、彼…!
健太「やっぱし!あの時の!!」
…前に会った時とは違う、スーツ姿じゃない…
黒の皮ジャンにぴったりした白いTシャツ、黒のパンツ…ちょっとハードな感じだけど…
間違いない…あの時の…彼…
まさか、また会えるなんて…
あたしは本当に、びっくりして…でも、凄く嬉しくて…
A「…ずっと、会いたかったんです!!」
健太「…はぁっ!?」
思いがけないあたしの言葉に、すっとんきょうな声をあげる彼…
A「ずっと…また会いたい…って、思ってて…」
健太「…なんだかワケわかんねーけど、俺もアンタに会いたいって思ってたよ…」
そう言って、口の端を少しあげて笑う彼に…思わずドキリとする…!
…ウソ…みたい…
彼もあたしに会いたいって、思ってくれてたなんて…
…これって、運命の出会い…なのかも…
一人ドキドキしながら、あたしは口を開く。
A「…それって…どういう、意味…ですか…?」
彼の口から綴られる言葉をドキドキしながら待つあたし…
でも、彼の口から出た言葉は…あたしの想像していた言葉と…違っていた…笑
健太「どーもこーもねぇよ!!アンタのせいで、俺の人生台無しだよっ!!」
A「…は、はい?」
キョトンとするあたしに構わず、彼は一方的に喋りだした。
…あたしの想像してたロマンチックな運命の再会とは…ほど遠い…感じで…笑
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪健太…キター!!とうとう狼サンになっちゃいましたよ(笑)また夜にボード行くね♪超楽しみ~(>.<) (2013年1月12日 7時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわり。(プロフ) - 青さん» キタ━━(*゚Д゚*)━━!!こんな健太、ドキドキしちゃう〜!狼さんな健太くんに…青さん、私、もう、死にそうです(笑)朝までって…///…悶絶(笑)さっきボード、行ってきたよん♪続き…書いてあるよん♪んふふ♪… ←ヤバイ(笑) (2013年1月12日 6時) (レス) id: 875f5a6a90 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪…そーなの…健太…カワイイでしょ♪ボード、待ってる~(>.<) (2013年1月11日 7時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわり。(プロフ) - 青さん» 健太の不器用な愛の告白にキュンキュンくる~。しかも抱きついてくる主人公チャンにたまらなくなっちゃってぇ♪←喜びすぎ(笑)んふふ…いい雰囲気♪後でボード行くね!今日は続き…書きますよ~(笑) (2013年1月11日 7時) (レス) id: 875f5a6a90 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - ふわり。さん» おはよ~♪そーなんだよ♪健太…男前なの~(>.<)…男前…智…後でボード行く~!! (2013年1月10日 8時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青 | 作成日時:2012年11月26日 3時