【歌い手】独り占めしたい！【うらたぬき】

独占欲 40 ページ42

愛夢side





よし。






制服おっけ。メイクばっちり。






そして…クッキーも完璧♡






今日こそうらたを正真正銘の愛夢のものにするんだから…っ！






別に、緊張とかしてない、し






はっ…






大事なこと忘れてたっ……







* `★・*☆` ・☪☽°☆・°:** `★・*☆` ・☪☽°☆・°:*- * `★・*☆`


Aside






…きっとうらたくんはたくさんの女の子にクッキー貰ってデレデレしてんだろなぁ…






あんのクソチビｯ…






。。。って…もう私には関係ないんじゃん…








やることもなく、私は放課後の教室に1人っきりで窓の外を眺めて黄昏(たそがれ)ていた。







すると、ガラガラ…と音をたてて教室の扉が開いた。







そこに立っていたのは、雨宮愛夢だった。







「ねえ。Aさん。もう言ったけどさぁ…






愛夢、うらたと付き合ってるからぁ♥







また近づいて仲直りしようとか、やめてね？







じゃね♡」







……なんでわざわざっ…







それくらい…分かってるし…

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