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「お願いAさん、私たちに水の呼吸を教えて!」
しのぶちゃんは自身の手を握りしめ私を見上げながらそう言う。その姿を見て私は腕を組みうーんと首を傾げる。
そんな私を見てカナエちゃんは申し訳なく思ったのかしのぶちゃんにこう声をかけた。
「しのぶ、Aさんも忙しいだろうし他の人にお願いした方が…」
「駄目よ姉さん諦めちゃ!
今鬼殺隊で水の呼吸の使い手最強はAさんなのよ?早く強くなるにはAさんに弟子入りするのが一番なんだから!」
弟子入り、ということは継子のことも悲鳴嶼に聞いているのか。
何かあったらおいでと言ったのは私だし力になってあげたいけど、三人に稽古をつけるとなると流石に厳しいなぁ…任務もあるし、平等に見てあげられないかもしれない。
頭を抱えていると、鎹鴉が私の元へやってくる。
どうやら私宛の手紙らしく、鎹鴉を肩に乗せそのまま読む。そしてその手紙を読んで私は目を大きく見開いた。
そこには見慣れた字でこう書いてあった。" また一人逃げられました。"と
それを読んだ私はカナエちゃんとしのぶちゃんにこう提案する。
「ねえ、二人とも______」
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彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろかったです!これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張ってください!応援してます☆彡 (2022年10月19日 6時) (レス) @page49 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
りと - めっちゃ好きです♥更新頑張ってください!! (2022年1月24日 21時) (レス) id: 2ccb8f6bcc (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - こんばんは!とても続きが気になり、どうなるんだろうととてもわくわくする面白い作品ですね!続きが読みたいです! (2021年9月29日 0時) (レス) @page49 id: 917c4d3c4b (このIDを非表示/違反報告)
チハル(プロフ) - 続編も楽しみにしてます (2021年9月22日 18時) (レス) @page49 id: e4687a0a1e (このIDを非表示/違反報告)
love - こっっ、こんにちは!すっっっ、好きです!(唐突)更新頑張ってください! (2021年9月21日 16時) (レス) @page48 id: b68826d87c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンペーと | 作成日時:2019年12月27日 0時