。19 ページ21
________________________________
_________________
_________
「温和様!!」
「申し訳ございません…!少年を……!!」
屋敷に戻ってみると入り口の前に隠の者が立っていた
私を見つけると二人は顔を真っ青にしながらこちらにやって来るが、私の背中を見たのと同時に顔色が良くなっていく
私の背中には寝ている小芭内の姿
「ごめんね、迷惑かけちゃって」
「いえ、元はと言えば私たちのせいです」
そう言うと二人は深く頭を下げる。そんな二人を見て私は顔を上げるよう言った
私は微笑みながら二人にこう告げる
「貴方たちには感謝してるの
ありがとう、向き合わせてくれて
今度何かお礼をさせてね」
「いえ、そんな!!」
「私たちは何もしてませんので…!」
「私がしないと気が済まないから、ね?」
私がそう言うと二人は顔を合わせ、そして微笑みながら頷いてくれた。
二人にはそのまま帰ってもらい、私は小芭内を寝床へと連れていく。
そして、すぐ師範に手紙を書いた
今日起こったこと、小芭内のこと、そして自分はまだまだ未熟者だということ
「それじゃあ宜しくね」
鴉の足に手紙をつけ、私はそう言う
それと同時に鴉は飛びだった。
.
『____……長くなりましたが、今回は私の我儘に師範を巻き込んでしまい申し訳ありませんでした。
死と隣り合わせの毎日ですがこの命が尽きるまで彼は私が責任をもって育てます。
そして最後に、もしも私になにかありましたら小芭内のこと宜しくお願い致します。
手前勝手ながら何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
温和 A』
.
3940人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろかったです!これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張ってください!応援してます☆彡 (2022年10月19日 6時) (レス) @page49 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
りと - めっちゃ好きです♥更新頑張ってください!! (2022年1月24日 21時) (レス) id: 2ccb8f6bcc (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - こんばんは!とても続きが気になり、どうなるんだろうととてもわくわくする面白い作品ですね!続きが読みたいです! (2021年9月29日 0時) (レス) @page49 id: 917c4d3c4b (このIDを非表示/違反報告)
チハル(プロフ) - 続編も楽しみにしてます (2021年9月22日 18時) (レス) @page49 id: e4687a0a1e (このIDを非表示/違反報告)
love - こっっ、こんにちは!すっっっ、好きです!(唐突)更新頑張ってください! (2021年9月21日 16時) (レス) @page48 id: b68826d87c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コンペーと | 作成日時:2019年12月27日 0時