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「え?」
「え?」
「…え?」
「自分払います」そう言ったのと同時に2人は同じタイミングで私を見る。
「Aちゃん今なんて…?」
「え?いやだから私が津美紀ちゃんちの家賃払います。あ、今財布ん中にいくらあるかな」
そう言いながら私はポケットから財布を取り出し確認する。おお、丁度あった。
「あの、あの!!」
「おおう。どうした津美紀ちゃん」
財布から数枚の札を取り出しそのまま大家さんに渡そうとしたのと同時に津美紀ちゃんは私の腕を掴む。
「どうした、じゃないわよAちゃん。本気で言ってるの?」
「え?いや、本気も何も無いですよ。だって家賃払わなかったら津美紀ちゃんと恵?くんここに住めなくなっちゃうじゃないですか」
「はいどうぞ。この子たちの今月分の家賃です」そう言いながら大家さんにお金を渡す。それを大家さんは動揺しながら受け取った。
「おっし。これで一件落着ですね」
「え、え?あの」
「ごめん、私二日酔いだから…家はいるね…ああ、さっきの気にしないでいいから」
口から何か出てきそうなのを抑え、私は笑いながら津美紀ちゃんにそう言い家に入った。
そして、すぐトイレに駆け込んだ。
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海(プロフ) - おもしろい!!主人公が姉貴って感じなのがもうたまらん!ほかの小説も読んでます!頑張って下さい!続きまつ待てます! (2022年1月6日 18時) (レス) @page26 id: 5a4a023340 (このIDを非表示/違反報告)
Anya(プロフ) - これおもろいなぁ!こーゆー設定の話好きやわぁ!……続き待っとります。 (2021年10月27日 21時) (レス) @page26 id: f79d6adc42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きが気になるー (2021年7月22日 20時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンペーと | 作成日時:2021年4月7日 17時