#. 22 ページ24
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「伊邪那美が受けたダメージはA自身に影響されない筈じゃ…」
「…そうだよ、姫ちゃんセンパイ。
いーちゃんが受けたダメージは私に影響されない。
「Aが吐血するほどのダメージを伊邪那美は受けた。ってことは、相手は一級かそれ以上」
「一級より上って、そんなの…！」
本気を出したいーちゃんより強い一級がいるか、もしくは特級がいるか。その二択だ。
私はその場で膝をつき、咳き込みながらいーちゃんと視覚を共有しようとする。
意識を集中させようとするが、私の口からは血が流れ出る。そのせいで上手く視覚が共有できない。
「…一先ずAは早く伊邪那美と合流したほうがいいかもね」
「この状態で！？血もこんなに吐いてるのよ、硝子の所に行った方が…！」
姫ちゃんセンパイは私の背中を擦りながら五条にそう言った。
前屈みに蹲る私、床にポタポタ垂れる血。
ああこれはヤバい、五条の言う通りいーちゃんと早く合流したほうがいいな。
姫ちゃんセンパイに説明しなきゃ、けど説明する気力が無い。
そんな私を見て五条は察したのか大雑把に説明をした。
「Aを治しても伊邪那美が事切れたら終わる。なら1秒でも早く伊邪那美をAの中に戻した方がいい
今のAは心臓の半分を敵に晒してるようなものだからね」
「…俺は天元様の所に、悟は楽巌寺学長と学生の保護を。
冥はここで
「委細承知。賞与期待してますよ」
「分かりました。早く合流して生徒たちの保護に向かいます」
私は口元の血を拭い、ゆっくりと立ち上がる。ああ、ダルい。こんなの高専時代の任務以来だ。
視線を感じ顔を上げるとそこには心配そうに私のことをみる姫ちゃんセンパイ
そんな彼女にピースをし笑いながら私はこう言った。
「大丈夫だよ、姫ちゃんセンパイ。ほら急ご」
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胡蝶 - 初コメ失礼致します。…もしかしてお好きな小説って、戯言シリーズだったりなさいますか？ (2021年12月31日 22時) (
レス) @page2 id: 479dd61c6a (このIDを非表示/違反報告)
ありな - ｱｯ（察し） 直○の魔眼か！にゃるほど。 (2021年2月3日 3時) (レス) id: 0b757b95a3 (このIDを非表示/違反報告)
菜奈(プロフ) - 本当におもしろいので更新たのしみにしてます (2021年2月3日 2時) (レス) id: 51a9e342b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いのですが、これは原作沿いですか？それとも五条先生か学生だった頃の話でしょうか？それともオリジナルの話ですか？とても面白いので更新楽しみにしてます！応援してます！！ (2020年11月17日 21時) (レス) id: 7272416208 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ - え、ちょまって？面白すぎて。。。というか神絵すぎません？？？更新待ってます！ (2020年11月2日 1時) (レス) id: f28035928f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンペーと
| 作成日時：2020年10月27日 22時
