#. 21 ページ23
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交流会が始まってどのくらい経ったのだろう。消滅している呪符は二枚のまんま。
あーあ、そう呟きながら天井を見る。
……あ、そうだいいこと思いついた、そう思いながら身を乗り出し冥ちゃんセンパイに話しかける。
「ねね、冥ちゃんセンパイ。呪霊映してよ」
「そんなこと言って君、伊邪那美を通して見てるだろう？」
「え〜そうだけどさぁ。あくまでいーちゃんは監視！
度が過ぎたらすぐ止められるように出てもらってるだけ
それに視覚を共有するのすんごい集中しないといけないから疲れるんだもん」
" 呪霊のことはしっかり見たいじゃん？ "
私がそう言うと姫ちゃんセンパイは" それはアンタだけよ "とつっこんできた。
けど呪霊を映すなら別に料金がかかるらしく、それを聞いた私は丁寧に断った。相変わらずの守銭奴だな、冥ちゃんセンパイ
モニターに目を移すとそこには棘の呪言で眠ってしまった京都校の生徒の姿。確か三輪霞ちゃんだっけ。
「私ちょっと行ってくる」
「え？」
「呪霊がうろついてる森に放置できないでしょ」
姫ちゃんセンパイはそう言いながら席を立つ
そんな彼女を見ながら私はこう聞いた。
「姫ちゃんセンパイ私行こうか？ほら、他の子の活躍も見たいでしょ？」
「それを口実にアンタ、呪霊見に行くつもりでしょ」
「ちぇ、別にそんなつもりじゃないんだけどなぁ。本当に三輪って子が心配なだけなのになぁ
ま、断られても一緒に行くけどね！ 」
" 最初から着いてくるつもりなら聞くな！！ "
そう言いながら部屋から出ようとする姫ちゃんセンパイの後に着いていく。
それと同時に観覧席にある札が全部燃えた。
その場にいる全員が驚きを隠せないでいると、私の身体に異変が起こる。
「ッ……ごほっ…！！」
「A！！」
札が燃えた数秒後、私は口から血を吐いた。
姫ちゃんセンパイはふらつく私を支え、心配そうに顔を覗く。
それはどうしてか、そんなの簡単だ。
「いーちゃんが何者かに攻撃された」
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胡蝶 - 初コメ失礼致します。…もしかしてお好きな小説って、戯言シリーズだったりなさいますか？ (2021年12月31日 22時) (
レス) @page2 id: 479dd61c6a (このIDを非表示/違反報告)
ありな - ｱｯ（察し） 直○の魔眼か！にゃるほど。 (2021年2月3日 3時) (レス) id: 0b757b95a3 (このIDを非表示/違反報告)
菜奈(プロフ) - 本当におもしろいので更新たのしみにしてます (2021年2月3日 2時) (レス) id: 51a9e342b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いのですが、これは原作沿いですか？それとも五条先生か学生だった頃の話でしょうか？それともオリジナルの話ですか？とても面白いので更新楽しみにしてます！応援してます！！ (2020年11月17日 21時) (レス) id: 7272416208 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ - え、ちょまって？面白すぎて。。。というか神絵すぎません？？？更新待ってます！ (2020年11月2日 1時) (レス) id: f28035928f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンペーと
| 作成日時：2020年10月27日 22時
