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「お、思ったより早かったな」
勢いよく扉を開けるとそこには先程電話をくれた硝子が椅子に座り珈琲を飲んでいた。
そんな彼女の元へゆっくりと近付きこう聞く。
「しょ、しょ、しょうこ。本当？さっきの電話本当？」
「ああ、本当だよ。いまさっきバラした」
「バラっっ！！！？」
「そして燃やした、彼は危険な存在だからね。それはもうとんでもない火力で」
「もやっっ！！！？」
私は崩れ落ち、床に手を付く。
死んだ？宿儺の器が？？なんで？上層部には五条が話をつけた筈だろ。いや、違うな
「宿儺の器である虎杖悠仁を良く思わない糞ジジイ共の仕業か」
「ご名答、特級相手にしかも生死不明の5人の救助に一年を派遣したらしいぞ」
「はぁ！？？」
硝子の言葉を聞き、私は勢いよく顔を上げる。
あの糞ジジイ共、一回分からせた方がいいだろ。お前らなんか簡単に殺せるってのを分からせてやろうかな、本当。
そんなことを思っていると、ふと二人の顔が頭に浮かぶ。
「他の一年…恵と野薔薇は？」
「ああ、二人とも無事だよ」
「そっか、無事なら良かった。そっかぁ……」
「なんだ、泣くのか？」
「泣かないよ！！いや、正確には泣きたいけどさぁ！！」
" もういい大人なんだから、恥ずかしいだろ！？ "
そう言いながら私は立ちあがり、近くにある椅子に座る。
駄目だ泣くな私、私ももう28歳だ、28歳だぞ。あ、駄目それはそれで言ってて悲しくなってきた。
そう自分に言い聞かせていると硝子は" 涙流れてるぞ "と私にそう言ってきた。
「嫌だ嫌だ嫌だ〜！！治して硝子ー！！」
「燃やしたって言ったろ」
「上の奴等殺したら宿儺の器蘇らせてくれる？？」
「だから燃やしたって、それに死んだヤツを蘇らせることは出来ない。それがこの世の理だろ。」
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胡蝶 - 初コメ失礼致します。…もしかしてお好きな小説って、戯言シリーズだったりなさいますか？ (2021年12月31日 22時) (
レス) @page2 id: 479dd61c6a (このIDを非表示/違反報告)
ありな - ｱｯ（察し） 直○の魔眼か！にゃるほど。 (2021年2月3日 3時) (レス) id: 0b757b95a3 (このIDを非表示/違反報告)
菜奈(プロフ) - 本当におもしろいので更新たのしみにしてます (2021年2月3日 2時) (レス) id: 51a9e342b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いのですが、これは原作沿いですか？それとも五条先生か学生だった頃の話でしょうか？それともオリジナルの話ですか？とても面白いので更新楽しみにしてます！応援してます！！ (2020年11月17日 21時) (レス) id: 7272416208 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ - え、ちょまって？面白すぎて。。。というか神絵すぎません？？？更新待ってます！ (2020年11月2日 1時) (レス) id: f28035928f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンペーと
| 作成日時：2020年10月27日 22時
