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「 …あ 」
「 あ 」
次の日は休みだったので、出かけに行くとある人物とばったり会ってしまった。
私的にはあまり、会いたくない人なのだけれど。
「 さ、崎原さん 」
「 宮秋くん、やっほ 」
「 う、うん、やっほー… 」
宮秋くんのことを見ると、どうしてもキヨを思い出してしまう。
宮秋くんからしたらはた迷惑な話かもしれないけど。
「 妹さんと一緒？ 」
「 い、いや！今さっきまで一緒だったんだけど… 」
「 え？ 」
「 目を離した隙に、どっかに走ってっちゃって
… 」
ごにょごにょと声をこもらせる宮秋くんに再度聞いてみると、妹さんがいなくなってしまったようだ。
妹さんは小学生といえど、1年生。
なんせこの大きなショッピングモール。
さすがに一人は危ない。
宮秋くんは思ったより焦っているよう。
会いたくなかったとしても、ここはきちんと助けてあげないと…
「 宮秋くん、私妹さん探すよ 」
「 え…でも崎原さん、買い物に来たんじゃ… 」
「 困った時はお互い様でしょ！！ 」
気を使われると何故か恥ずかしくなるので、少し声の音量を上げて話した。
とにかく、妹さんの特徴と、今日着ていた服、髪型や身長など、探すのに有益な情報を宮秋くんから教えて貰った。
「 わかった…じゃあ、探してくるね！ 」
「 うん…っ崎原さん！ありがとう！！ 」
「 いーえー！ 」
心底嬉しそうな顔をして感謝を告げる宮秋くん。
やっぱり、悪い人じゃないななんて、思ってしまった。
「( いや…元々悪い人だなんて思ってないけどさ )」
とにかく、妹さんを探さなきゃ。
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K原(プロフ) - 隣の立花さんさん» ありがとうございます！！励みになります！！ (2018年3月22日 22時) (
レス) id: 5365605382 (このIDを非表示/違反報告)
隣の立花さん - めちゃめちゃ面白いです！！！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2018年3月22日 19時) (レス) id: 9aa4804040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K原 | 作成日時：2018年3月19日 14時
