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〜大倉side〜
大「…リハビリやれそうかな？」
しばらくたって
だいぶ落ち着いてきたAちゃんに
そう聞くと
「はい…。」
って小さくお返事してくれて
自らゆっくりと
ベッドに横になってくれた。
ぎゅーって握られた手。
うるうるしている瞳…。
大「頑張ろな。
…ほな、失礼します」
できることなら
もう今日はリハビリ止めよっか！
って、そう言いたかったけど
Aちゃんの状態的に
それはあかんくて。
ごめんな…って思いながら
治療を始めていった。
グイっ…グイっ……
親指の腹をつかって
硬くなっている筋肉を刺激する。
「っ……っ痛い…(泣)」
大「ごめんなぁ…。
痛いよなぁ……」
Aちゃんの身体に
いっきに力が入って…
必死に耐えてくれてるのが伝わってくる。
“痛い”って言う声も聞こえてくるけど
それでも俺は力を緩めずに
マッサージを続けていく…。
大「…今からさぁ、
もうちょっとだけ
足に力を加えていくから
痛みも強くなるかもやけど…。
いっぱい泣いてもいいし、
叫んでもいいし…
せやから
ちょっとだけ頑張ろな(撫)」
「…っはい。」
こんなに一生懸命耐えてくれてるのに、
頑張ってくれてるのに…。
さらに苦痛を感じることを
せなあかんと思うと
ほんまに申し訳なくなる。
でも、Aちゃんのためなんやって
そう自分に言い聞かせて
心を鬼にしてリハビリに専念。
人差し指の関節を使って
Aちゃんの足の筋肉の深くまで
届くようにグーッと力を加えていく。
そうせんと、癒着している筋肉が
剥がれへんから…。
「っ！……うぅーーっ。
はぁっ……はぁっ……
っ……痛いっ……(涙)」
大「おん…。痛いなぁ……」
「……っ！痛いっ！
ごめんなさいっ(涙)
先生っ……許して…っ」
大「……っ」
“ごめんなさい”って何回も言いながら
俺の方に伸びてくる手。
気づけば俺はAちゃんの
身体をがっつり抑えながら
治療してて…
それでも
痛みから逃げようとする
Aちゃんの抵抗も強くて
自然とベッドの上の方にいってた。
大「Aちゃん、
ベッドから落ちちゃうでー^^;
もうちょっと下の方に降りてこよっか。」
今にも落ちそうやったから
休憩もかねてそう声をかけた。
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∞まど∞(プロフ) - ちほさん» こんばんは！嬉しいコメントありがとうございます！お待たせしてしまってすみませんT^T3月からまた更新したいと思いますので、また遊びに来てください☆ (2021年2月6日 21時) (
レス) id: 9e8168355d (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - こんばんは★夜分遅くすみません。更新楽しみにしてます。 (2021年1月29日 0時) (レス) id: 22daa30384 (このIDを非表示/違反報告)
∞まど∞(プロフ) - 梢さん» エイトさんの雰囲気を感じてもらえているようで、良かったです！コメントを読んですごく嬉しくなりました！自粛期間中、私も作品を通してつながりを感じていました^^リクエスト了解しました！子どもも全然大丈夫です♪参考にしてお話を作りますね！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: 38fc31cc2f (このIDを非表示/違反報告)
∞まど∞(プロフ) - しほさん» リクエストありがとうございます！できるだけ入院中の主人公の状況などの案を参考に作成したいと思っています！リクエストをいただいてお話を作ることが初めてで、期待に応えるものができるかわかりませんが、頑張って作ります☆ありがとうございました(#^.^#) (2020年10月7日 22時) (レス) id: 38fc31cc2f (このIDを非表示/違反報告)
∞まど∞(プロフ) - 凜さん» コメントありがとうございます！リクエスト了解しました！音楽が好きな主人公とリハビリとをうまくリンクできればなぁ…と考え中です(*^_^*)うまく書けるかわかりませんが、待っていてくださいね！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: 38fc31cc2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞まど∞ | 作成日時：2020年5月1日 21時
