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H43 ※微裏 ページ43

「とも…」


俺を見下ろす大毅の目は穏やかなのにどこか苦しそうで、頬を包むと吸い込まれるように唇が重なった。


繰り返す柔らかくて甘いキスは、角度を変えて深くなっていって、
大毅の舌が俺のと絡み合うと、脳が蕩けそうな感覚に思わず顎を引いてしまう。

大毅はふっと微笑んだあと、自分のパジャマのボタン慣れた手つきで外していった。

鍛えられた身体でそんな余裕ない目で見られたら俺
もうどうしたらいいかわからなくて、顔を両手で覆ってしまう。


「とも、可愛い。
めっちゃ愛してる」

「大毅好き。
でもっ…」

「でも?」

「裸見られるの恥ずかしいっ。
大毅みたいに締まってないし…」

「ともはそのままでええの。
俺はともの身体好き」


手にかけたボタンを同じように外されるから隠そうとしたのに、両手をベッドに縫い付けられてしまう。

好きって自覚してから身体を見られるのが恥ずかしくてたまらないのに、大毅はまじまじと見つめてくる。




「だいき、見ないでっ…」



「きれいだよ、とも」



ちゅっと唇を重ねたあと、大毅は俺の身体に優しく口付けていった。
心地いいのに、どこか逃げたくなるような気持ちと、大毅から与えられる刺激に全身が痺れる。






「かわいい」








身に纏うものをぜんぶ取っ払って、大毅にぎゅっと抱きしめられながら、何度も打ち付けられる刺激をひたすら受け止めた。

少し痛いのに、気持ちいい快感に自分のとは思えないほどの淫らな声が漏れる。

両手で口を覆うけど、もっと聞きたいって大毅に強請られて泣きそうになる。




「んっ、はぁっ…

だいきっ…好き」


「とも、愛してるっ…、

俺のともっ…」






寂しかった時間を埋めるように寸暇を惜しんでキスをして、抱きしめあう。

1人やって感じたあの日。
ずっと探してた温もりはここにあったんや。

大毅が教えてくれた、初めて知る幸せがくすぐったかった。

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はち(プロフ) - たまごんさん» ありがとうございます!そう言っていただくと励みになります!次回作今週中にアップしますのでよろしくお願いします。 (2022年5月16日 20時) (レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - コメント失礼致します。最近の私の楽しみと癒しでした!!本当に素敵なお話有難うございます。これからも応援させて下さい。 (2022年5月16日 17時) (レス) id: 8794961631 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさん» ありがとうございます🙇‍♀️ (2022年4月15日 22時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - Terribleさん» 過去の作品は只今リメイク中です。終わったら鍵外す予定です! (2022年4月15日 20時) (レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさんの、作品を読みたいのですがパスワードが分かりません💦教えて頂けますか? (2022年4月15日 18時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はち | 作成日時:2022年4月10日 19時

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