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線香を半分こして供えて手を合わせる。
暖かい日差しに包まれて、穏やかな時間が流れた。
「お墓参りするときいつも晴れてるし
ともが来るのを２人が喜んでるようにみえるな」
「そうやね。
そうだとしたら俺も嬉しい」
「そうに決まってる」
�陲舛磴鵑枠�笑んで俺の頭を撫でた。
初め話を聞いたときは混乱したけど、今はあのタイミングで両親の話を聞けて良かったと思った。
重岡家の家族もあっくんも�陲舛磴鵑盻濛誓萓犬癲�俺のことを考えてくれてたのがわかって安心してるから。
・
お昼はあっくんのお店へ向かった。
店に着くと、昼過ぎってこともあってそんなに混んでなかった。
大毅と来るといつも座る席に行ったら、大毅とお母さんが来ていて、さっきの穏やかな空気から一転して緊張する。
こうやって３人で会うのはいつぶりやろ。
「お久しぶりです。
来てはったんですね！」
�陲舛磴鵑�爽やかに声をかけると２人の視線がこちらに注がれる。
俺は視線を下に向けたまま軽く会釈する。
大毅とは数日前に学校であったばかりやけどお母さんがいるとまた違った緊張があった。
「ともひろ、
会いたかった！」
２人の声が重なり顔を上げたときにはお母さんの腕の中にいた。
涙で言葉を詰まらせながらも何回も俺の名前言うお母さんに、こっちまで涙が溢れてくる。
「会いたかった！
心配してたんよ。
大毅と喧嘩したっていうし」
「ごめんなさい！
心配かけて」
ぎゅうぎゅうと俺を抱きしめるお母さんを、落ち着くまで俺も抱きしめる。
こんなに心配をかけていたなんてラインの文面からはわからなくて、申し訳ない気持ちでいっぱい。
大毅も目が潤んでて目を合わせることが出来なかった。
どうやら大毅は俺が家に寄り付かなくなった理由を、喧嘩したからだってお母さんに伝えてるみたい。
妥当な言い訳つくってくれてありがたい。
お母さんに俺らの関係を話すのには、まだまだ時間がかかりそうやし。
黙っていると少し思い空気が流れた。
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はち(プロフ) - たまごんさん» ありがとうございます！そう言っていただくと励みになります！次回作今週中にアップしますのでよろしくお願いします。 (2022年5月16日 20時) (
レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - コメント失礼致します。最近の私の楽しみと癒しでした！！本当に素敵なお話有難うございます。これからも応援させて下さい。 (2022年5月16日 17時) (レス) id: 8794961631 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさん» ありがとうございます🙇♀️ (2022年4月15日 22時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - Terribleさん» 過去の作品は只今リメイク中です。終わったら鍵外す予定です！ (2022年4月15日 20時) (レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさんの、作品を読みたいのですがパスワードが分かりません💦教えて頂けますか？ (2022年4月15日 18時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち | 作成日時：2022年4月10日 19時
