B11 ページ11
「とも、起きや」
「んぅ、わっ！」
大毅の声がして目が覚める。
すぐ近くに顔があって、びっくりした俺をみて大毅が笑った。
「なんやねん、近いわ」
「焦ってるとも久々にみた」
「…だって、キスされるかと思ったから」
「した方が良かった？」
「からかってるん。
…性格悪いって」
ごめんごめんと、頭を撫でる手を振り払いベッドから降りた。
変な冗談に俺も顔が熱くなって何やってるんやろって、自分に突っこむ。
着替えて玄関に向かうと３人がもう待っていて、一緒に店に向かった。
「流星そのシャツ似合っててカッコいい」
「これ古着屋でみつけて、お気に入りやねん。
とものたいだい柄のシャツも可愛いやん」
「可愛いやろ！
大毅が色落ちしてんでって言ったんよ」
「さすがやな。笑
俺が今度大毅の服選んであげるな」
「小瀧に頼らんでも
ともに頼るわ」
「それなら安心や」
さんざんの言われようで不機嫌になった大毅は、俺の手を掴むと黙って足を速めた。
桐山屋の３階は広々としたテラスになっている。
もうあっくんの友達が集まり準備を進めているよう。
今日早めに店を閉めると言い、後片付けに追われていたので俺らも手分けして手伝うことにした。
・
「かんぱ〜い！」
30分後、暗くなった夕焼けの空に軽快な声が響く。
思った以上に人が集まり、急遽飲み物が足らなくなったため、のんちゃんとしげが買い出しにいった。
俺はジュース片手にのんびり人間観察。
「とも、俺の幼馴染をまた1人紹介するな。
�霤朕鰺機▲魁璽辧爾�好きで世界飛び回ってバイヤーしてるけど最近大阪に戻ってきたんや」
「�霤弔任后�
みんな�陲舛磴鵑辰童討鵑任襪�ら、ともひろくんもそう呼んで？」
「は、はい」
いきなりあっくんが撫で肩、塩顔のお兄さんを連れてきた。
でも�陲舛磴鵑辰討覆鵑�聞き覚えのあるような…。
「あっくんから名前だけは聞いたことあります。
釣りとギターが好きですよね？」
「そうやねん。知っててくれて嬉しい。
吹奏楽部なんやってね？」
「そうです。
トランペットやってます」
「そうか
ギターは興味あるかな？」
「あります！
バイトして買おうかなって思ってるんです」
「ほんなら俺今日待ってるから
弾いてみる？」
「はい」
あっくんの友達、�陲舛磴鵑鷲錣埜�で優しい雰囲気が特徴って聞いたことあったからこの人やと思った。
ギター教えてもらうの嬉しい。
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はち(プロフ) - たまごんさん» ありがとうございます！そう言っていただくと励みになります！次回作今週中にアップしますのでよろしくお願いします。 (2022年5月16日 20時) (
レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - コメント失礼致します。最近の私の楽しみと癒しでした！！本当に素敵なお話有難うございます。これからも応援させて下さい。 (2022年5月16日 17時) (レス) id: 8794961631 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさん» ありがとうございます🙇♀️ (2022年4月15日 22時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - Terribleさん» 過去の作品は只今リメイク中です。終わったら鍵外す予定です！ (2022年4月15日 20時) (レス) id: e8c998e3c3 (このIDを非表示/違反報告)
Terrible(プロフ) - はちさんの、作品を読みたいのですがパスワードが分かりません💦教えて頂けますか？ (2022年4月15日 18時) (レス) id: 4d7c449ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち | 作成日時：2022年4月10日 19時
