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１．一人暮らし ページ1
「ただいまー。」
都内に借りたアパート。一人暮らしを始めてもう６年。
仕事から疲れて帰って来ても誰もお帰りなんて言ってくれない。
鞄をベットの上に放り投げて、ジャケットをクローゼットのハンガーにかける。
冷蔵庫からビールを出して、キッチンでそのまま立ち飲みする。
…まあ、誰か見てる訳でもないし。
昨日の残りで夕食を済ませようと、煮物を温めなおし
冷凍しておいたご飯をレンジで温めた。
待っている間にテレビをつける。
「今日は木曜日か。何かやってたかな〜。」
ふと、つけたチャンネルにはキラキラしたアイドルが５人、楽しそうに映っていた。
キラキラ輝く彼らの笑顔はとってもまぶしくて遠い世界の人のように感じた。
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作者名：くうすけ | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/k19841231k/
作成日時：2013年10月15日 19時
