第７章:�� ページ35
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見てみて。
あそこにある星、キレイだよね。
あれって、金星って言うんだよね。
あ、あっちには火星もある。
でもさ、なんで見えないんだろうね。
月。
「えー、明日からは、夏休みですね。えー、この夏は、えー、苦手を克服するチャンスです。えー、約40日間あるこの夏を、えー、有意義に、えー、使いましょうね。えー、また…………」
「校長先生って、いっつも「えー」って言わないと文章組み立てられないんだよね〜」
「最初は笑うけどさ、あとあと結構イラつくんだよね〜」
だって、今日は新月だから、見えなくて当たり前だよ。
太陽の光が当たらないんだ。
月は自分から輝くことが出来ない星だから、太陽の光が当たることによって光って見えるだけ。
金星も、火星も一緒だよ。
惑星は、滅びないの？
いつか、滅びるかもね。
宇宙の遥か先を見たとき、惑星も、地球も、人間も……………
でも、星が滅びることは、人間が死ぬ事じゃないんだって。
「ど……いう…………」
「A。起きて、先生来ちゃうから。」
「ん……」
隣のパイプ椅子に座っていたリュウジが私を起こす。
「さっきから寝言すごいよ？なんの夢見てたの？？」
「ゆ………め？」
夢なんて私見てたかなぁ…………
校長先生の話がうっすら聞こえてたような気がしたのは確かなんだけど……
「覚えてないの？」
「うん、あんまり………」
こうして終業式が終わり、明日から始まる夏休みにみんなで胸を高鳴らせていた。
しかし、なんだか私は…………
「ただいま………」
「おかえり、A。お昼ご飯どうする？」
「うん、食べる。」
「じゃあ着替えたらリビングに来なさい。」
私は階段をのぼって自分の部屋に入る。
「あれっ…………」
ふっと自分の机の方に視線を向けると、見慣れないものが置いてあった。
「こんなの朝は無かったのに………」
子ども用の靴が、私の机にポツンと置いてあった。
しかも、不自然なことに泥だらけで、まさか自分のものとは思えなく、妙な悪寒が走る。
どうやら女の子の靴だということは見て取れるのだが、靴は片方しかない。
「何これ…………」
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浜野鶴正(プロフ) - コウ様さん» わざわざすいません！長文ありがとうございます分かってきました！ (2018年10月7日 20時) (
レス) id: 76900bd172 (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 子どもと地球に置き換えてみたら、次に子どもとは誰を指すのか、地球とは一体誰を指すのか、ここまで来ればこの話の伏線を全て拾えたことになると思います。この解説を見たら、もう一度この小説を読み返すといいと思います。また分からないことがあればぜひお尋ね下さい (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» リュウジは星のことについてどのように言っていたか振り返ってみてください。また、あんたがたどこさの歌詞で、たぬきと漁師が出てきますが、タヌキ＝子ども、漁師＝地球にして一旦置き換えてみましょう。そうすると、この話の黒幕が浮き出てきます。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 第1の宇宙の話はどこか、第2の宇宙の話はどこか、それさえ分かれば何となく掴めてくるでしょう。では、なぜ第1、第2、第3と宇宙があるのかと申しますと、解説で申しあげた通り、リュウジの星の話とあんたがたどこさの2つがカギになってきます。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 初めまして、コメントありがとうございます！！そうですよね、長いですが一つ一つ紐解きたいと思います。まず、最終章のタイトル、「第3の宇宙」に注目しましょう。最後の章で3つ目の宇宙という事は、それより前の話に、第1、第2の宇宙の話があったということです。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年7月2日 20時
