第１章:�� ページ2
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「じゃあ緑川。君はAさんに色々分からないところを教えてあげなさい。」
「えっ、でっ、でも先生！！オレ英語出来ないし…」
彼が困った様子で先生に何かを言っている。
私はその光景を訝しげに見ている。
「恥ずかしがんなって、緑川！」
「そーだよ、可愛いこのために教えてあげろよぉ〜！」
「う、うるさいなぁ！言われなくたってやるってば！！」
クラスの男子にはやし立てられ、頬を赤くする緑川。
私は緑川をジーッと見てると、緑川も私のことを見た。
白い歯を見せて私が微笑むと、彼はすぐに視線を逸らした。
(嫌われちゃったかなぁ、私………)
日本語話せないから何も聞けないし、かと言ってあのカタコトな英語じゃ英語もそんなに得意そうじゃ無いみたいだし…
ﾟ･*:.｡❁ﾟ･*:.｡❁ﾟ･*:.｡❁
６時間目終了後
「はぁ……………」
何言ってるのかさっぱりだったなぁ…
特に、「コテン」っていう科目は難しい。
日本語も喋れない私が、活用の違う昔の日本語を学ぶなんて憂鬱にも程がある。
授業ももう終わったし、さっさと帰ろ。
私はカバンを持って教室を出ようとすると、緑川が私の前に立ちはだかった。
「ダメだよ！まだHR終わってないんだから。あっ…英語でなんて言うんだろう………」
困った緑川を、クラスの子たちがクスクス笑いながら見ている。
私には状況が掴めない。
「See ya!Midorikawa!!」
「あぁぁぁぁぁちょっ、だから、待って！！シーユーはまだなの！！」
理由もわからず家に帰ろうとする私を、緑川が懸命に引き留めようとする。
「緑川のヤツも大変だなぁ…」
「基山ならそこそこ英語喋れるんだし、基山に頼めば良いのに…なぁ、基山。」
「それが、アイツのいい所なんだよ。」
「お前らも良くわかんねーな。お前らホントに幼なじみなのかよ？」
「もちろんだよ。幼なじみだからこそ…色々分かるんだよ。」
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浜野鶴正(プロフ) - コウ様さん» わざわざすいません！長文ありがとうございます分かってきました！ (2018年10月7日 20時) (
レス) id: 76900bd172 (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 子どもと地球に置き換えてみたら、次に子どもとは誰を指すのか、地球とは一体誰を指すのか、ここまで来ればこの話の伏線を全て拾えたことになると思います。この解説を見たら、もう一度この小説を読み返すといいと思います。また分からないことがあればぜひお尋ね下さい (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» リュウジは星のことについてどのように言っていたか振り返ってみてください。また、あんたがたどこさの歌詞で、たぬきと漁師が出てきますが、タヌキ＝子ども、漁師＝地球にして一旦置き換えてみましょう。そうすると、この話の黒幕が浮き出てきます。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 第1の宇宙の話はどこか、第2の宇宙の話はどこか、それさえ分かれば何となく掴めてくるでしょう。では、なぜ第1、第2、第3と宇宙があるのかと申しますと、解説で申しあげた通り、リュウジの星の話とあんたがたどこさの2つがカギになってきます。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 浜野鶴正さん» 初めまして、コメントありがとうございます！！そうですよね、長いですが一つ一つ紐解きたいと思います。まず、最終章のタイトル、「第3の宇宙」に注目しましょう。最後の章で3つ目の宇宙という事は、それより前の話に、第1、第2の宇宙の話があったということです。続�� (2018年10月7日 19時) (レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年7月2日 20時
