第１０章:�� ページ5
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「じゃあ、ケガが治ったら話聞くからちゃんと治すように。」
「ありがとうございます。」
「ありがとうございます…｣
基山先輩と一緒の病室になった私。
ケガが治るまでは警察病院で静かにしてないといけない。
私の隣には、カーテン越しに基山先輩が寝ている。
窓側の私は窓の外の木を見ていた。
「………基山先輩、ごめんなさい。こんな…私ごとで巻き込んでしまって…」
「ううん。オレは全然大丈夫だよ。それより、Aちゃんこそ大丈夫？」
「私は大丈夫ですけど…」
基山先輩は大丈夫って言うけど、全然大丈夫じゃないに決まってる。
慣れないことされたら痛いよ。
だって…………
「………あのね、オレ…Aちゃんに言わないといけない事があるんだ。」
「…………？なんですか？」
私はカーテンの方に目を向ける。
もちろん、基山先輩の姿は見えない。
「オレ達……………本当は……！」
「失礼致します。検診に来ました。」
基山先輩の言葉を遮るように看護師のお姉さんが入ってきた。
「じゃあ、初めにAちゃんからね。ヒロトくんは覗いちゃダメよ〜？」
「そ、そんなことしませんっ！」
「じゃあ、Aちゃん。服脱いでくれる？」
私は看護師のお姉さんの言う通りにした。
「うん、脈拍も正常ね。じゃあ、次ヒロトくんよ〜」
「えっ…！？オレもですか？」
「当たり前でしょ？」
私と同じように、基山先輩も検診を受けた。
2人とも異常がないということで看護師のお姉さんは病室から出ていった。
「それで、基山先輩。さっきの続きは？」
「あぁ………」
基山先輩は一呼吸を置いて私に話す。
まさか、衝撃的な言葉が来るとも知らずに、私は気軽に聞く。
「オレ達……………兄妹なんだって。」
「っえ………………」
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コウ様(プロフ) - 早織さん» はじめまして、コメントありがとうございます！この作品の意図としては、最後の章の最後の段落の文に着目していただければなぁと思います♪駄作しかございませんが、ぜひ他の作品も読んでみてください！ (2018年4月30日 14時) (
レス) id: 73cb64b93d (このIDを非表示/違反報告)
早織(プロフ) - 全て読ませて頂きました！とても読みやすくて面白かったです(*^^*)コウ様さんの考えた何かには気づけなくて今凄く気になってます！笑 他の作品も読ませて頂きますね♪ (2018年4月30日 12時) (レス) id: a631cd4344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年3月27日 0時
