第２章:�� ページ9
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しばらく経っても、調理室にしばしば生徒が出入りするものだから、私と基山先輩はそろそろこの大勢を維持するのが困難になってきた。
しかし、さっきケータイの画面を開いたら今は2限の終わり。
もうすぐで３限に突入…という所だった。
「基山先輩。そろそろ別の場所に行きますか？」
「そうだね…この体制、結構キツイし。かなりリスクはあるけど、このままだとここを捜されそうだし…」
「じゃあ、板外しますよ？」
私は目の前にある板を押そうとすると、いきなり校内アナウンスが流れて手を止める。
『まもなく３限が始まります。残り2人！副会長と坂上さんを捜しましょう！』
涼野先輩も見つかっちゃったんだ…
残ったのが私たちだけだなんて…。
心の中で弱音を吐きつつ、恐る恐る板を外して外に出る。
生徒もいなさそうだし、今なら場所を変える絶好のチャンス。
「早く行こう。」
「そうですね！」
私は基山先輩の後ろをついて行く。
廊下の柱に隠れながら死角となる所を覗く。
だが、まだ生徒がウロウロとしていた。
(うひゃあ…懲りないなぁ〜。全校生徒を相手に無理だよぉ〜)
「いたぞ！！」
生徒の1人がこっちを指さして走ってくる。
私はビックリして脚を震わせる。
「Aくん、こっち！」
基山先輩は私の手を取って引っ張る。
(は、はやっ…！！)
あまりの速さに自分の走りが自分ではないかのように軽い。
私たちは渡り廊下を通って隣の体育館に移動した。
後ろを振り返ってみても誰もついてきてはいない。
さすがだ。
2階にかけ上がって私たちは放送室に入ると、そのまま基山先輩は鍵を閉めてすぐに地面に座り込んだ。
「はぁ…なんとか巻けたみたいだね。」
「基山先輩ってやっぱ足が速いんですね！オレ感動しました！」
「毎日サッカーやってるからだよ。それより、そこの電源押してくれる？」
「この赤いテープが貼ってある所ですか？」
「そうそう。そしたら、ある程度のカメラが動くから。」
へぇ〜。
知らなかったなぁ…
校内にカメラなんてあるんだ。
そりゃそうか。
一応私立だし、警備が強化されてないと心配だもんね。
ラッキーアイテム
ウル姉の山菜料理
ラッキーカラー
あずきいろ
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コウ様(プロフ) - サクランボさん» ひゃ〜ありがとうございます！そんなに面白かったですか！？Σ(･ω･;|||頑張って続き書きますので、宜しくお願いしますo(_ _)oﾍﾟｺﾘ (2017年3月25日 0時) (
レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ - もう、この作品ヤバすぎです。 ちょー面白いです！ スゴイ勢いで読んじゃいました！！(笑)続きがめっちゃ読みたい！っておもいました。 (2017年3月24日 23時) (レス) id: d1420b6428 (このIDを非表示/違反報告)
コウ様(プロフ) - 秘密さん» コメントありがとうございます！こんな駄作を好きと言ってくれてとても嬉しいです！更新ペースが早いのは伏線とか忘れてしまうので…(´∀`)これからも暖かい目で読んでくれると嬉しいです♪ (2017年3月21日 23時) (レス) id: f66da3d657 (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 語彙力がなくてすいません、とにかくこの小説の雰囲気というか設定や書き方や表現や発想力、読んでてわかりやすいところやテンポの良さなどその他諸々好きです！続きはとても楽しみですが、無理なさらない程度でどうか頑張って下さい、応援してます！！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - 初めまして、失礼します。登場人物の表情や心情を顔文字や記号を使わずに表現されてるのに感心しました。図にしなくても人物の体勢や状況がわかり、読んでるとその光景が浮かんできます。小説の書き方がお上手だと思いました！更新ペースも早くて尊敬します。 (2017年3月21日 21時) (レス) id: 05f3637faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コウ様 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/484/eleven02/
作成日時：2017年3月18日 1時
