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映し出された彼女とのトーク画面と、
さっき彼女がつぶやいた言葉を脳内で反芻する。
…結局俺は一言も話さずに終わってしまった
それでも
緊張で固まっていた心は解完全にほぐれ、
程よく早い脈。
荒れていた呼吸もおちついて、今は深く息を吸える。
きっと彼女に電話をかける前の俺だったら、
今日勝てるものも勝てなかったと思う。
「うお？！あかーし遅いぞー！」
既に何メートルも先の入り口にいる先輩方が俺を手招いて待っていた。
「すみません、行きましょう」
「お、赤葦絶好調じゃん」
「なーんださっきまでちょっと緊張した感じだったのに」
「緊張してません。勝ちましょう」
「いいねー！勝って明日チア部を拝もうぜ！」
「うおー！テンション上がってきた―！」
試合はこれまで練習してきたことを出し切るだけ。
この頼もしい先輩方と、
好きな女の子からの応援で
準決勝に、勝つ
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ハク(プロフ) - 素敵な作品に出会えてよかったです…！！ 優しい言葉の選び方がとても好きです。ありがとうございました！ (2020年6月24日 23時) (
レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - みぅぅさん» そんなことを言ってくださるなんて最高に嬉しいです…ほんとは何回も消そうと思ったんですが、書き続けてよかったです。 (2020年6月11日 21時) (レス) id: c22b253f54 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです。書き方もとても綺麗です。惹き込まれる書き方をしていて、とても凄いです…。これからも、応援しています。 (2020年6月11日 16時) (レス) id: 128c00d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki | 作成日時：2020年6月10日 15時
