(スピンオフ) 惚れ薬2 ページ43
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暑そうにTシャツの袖を肩までまくって
露になる細い腕にしっかりと備わっている筋肉
バレー部の先輩たちから話を振られても
飲み物を飲みながら、まるで興味なさそうにしている姿に
ふふと思わず笑みがこぼれる。
タオルで首元の汗を拭う仕草さえも色っぽい
「今日もかっこいい…」
赤葦くんが渡り廊下を渡って部室塔の更衣室に向かうのをずっと眺めていると、
突然彼が立ち止まり、先輩たちに何かを告げて別の方向に行ってしまった。
彼は更衣室とは真逆の
人気のない第3体育館裏にどんどん入っていく
どこ行くんだろう…
少し場所を移動して彼を目で追うと、彼の表情がふっと緩む。
その表情を横から眺めているだけでドキドキする。
しかしその彼の笑顔の向く先は私じゃない。
…知ってたよ
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もふもふぷりん - この作品めっちゃゃ好みです。こういうのあんま見たことなかったんですけど、はまりました。 (2021年6月14日 23時) (レス) id: 3a2887f079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiki | 作成日時:2020年6月2日 0時