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ベッドに横たわらせるなり、藍沢は布団を被って俺から隠れる。
その今更で無意味な抵抗にイラつく。
布団をはがして両手を捕まえる。
うつむく彼女の顔を左手でくいと持ち上げると、予想以上に真っ赤になった藍沢。
それがとても珍しくて思わずじーっと見つめていると、不意をついて藍沢が俺の指に噛みついた。
親指にピリっとした痛みが走る。
『ばか赤葦』
「はは、それでいいよ」
もはや抵抗しない彼女に唇を寄せる。
自分の手が緊張で震えている事をごまかすように、何度も彼女にキスを落とす。
『…これも遊び？』
「どうだろうね」
キスの合間に目をそらしてぼそりとつぶやく彼女に、溢れてしまいそうな自分の気持ちを必死で押し殺す。
少しこわばる彼女の華奢で綺麗な体
それを壊さないように、そっと優しく触れる。
言葉で表せない分、精一杯体で。
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もふもふぷりん - この作品めっちゃゃ好みです。こういうのあんま見たことなかったんですけど、はまりました。 (2021年6月14日 23時) (
レス) id: 3a2887f079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki | 作成日時：2020年6月2日 0時
