3 ページ13
今日もチャニョルが帰ってくるのを待った
今日は昨日より早く、10時に帰ってきた
私はノックもしないで勝手にチャニョルの部屋に入った
A「聞いたよ、チャニョル」
CY「何を」
A「放課後……女の子に囲まれてるって……」
CY「……は？」
訳わからないって顔で見てくるけど私はもっと分かんないよ！
A「そんなに……言えないことなの？」
CY「……ソファー座って」
私は座らなかった
何でも言うこと聞くと思ったら大間違いよチャニョル！フン！
チャニョルがふうっと息をつき、ぼそっと話し出した
CY「…アイス屋とバーでバイトしてた。同じクラスのやつ盲腸で入院してそいつの代理。
ちょうど金欲しかったし。タイミングぴったりだったから」
私はポッカーンとチャニョルを見上げた。
A「アイス屋さん？…女の子に囲まれてるって、それ？」
チャニョルが再びため息をつく。
心底呆れたような蔑むような。
A「なんで？ なら隠すことないじゃん！ バイトだから先帰るって一言、」
チャニョルがあたしの手首を掴んだ。
CY「…開け」
ものすごい低音でクールに言い放つ。
訳がわからずに手をパッと開いた。
その上に、小さなショップバッグ。
再びポッカーン。
A「…なんですかね？」
CY「…バカ。それ買うためにバイトしてたんだよ。
あさって誕生日だろ」
………え？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 732人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nior - すっごい良かった♪ 楽しませてもらいました♪ (2016年3月10日 9時) (
レス) id: e317dacee2 (このIDを非表示/違反報告)
シホ(プロフ) - 続編待ってます (2015年5月2日 23時) (レス) id: dfd7c32d32 (このIDを非表示/違反報告)
SakI(プロフ) - ゆうきさん» コメントありがとうございます！更新……頑張ります……！w (2015年3月19日 23時) (レス) id: ebe5986a09 (このIDを非表示/違反報告)
SakI(プロフ) - ぱくパク朴ちゃさん» そう言ってもらえて嬉しいです！励みになります~！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年3月19日 23時) (レス) id: ebe5986a09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 更新ファイティンです＼(^o^)／ (2015年3月10日 16時) (レス) id: 25bae4e044 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SakI | 作成日時：2015年2月22日 22時
