甘い日常 (( 永瀬 廉 ))

20: 2人の想いが。 ページ20

俺は東京に居て、日々舞台に挑んでて





Aは大阪で待っててくれて。





舞台っていう仕事を頂いたからには全力でやっとるんやけど、ふと思い出してしまう、愛おしい人の顔。





『 …Aっ 』




紫「また名前呼んどるよ、Aちゃんのこと」




『ほんまあかんわ…』





今日の公演をすべて終えて、ホテルの部屋にぐったりと倒れこむと、手元で携帯の通知音。





A : 廉、今日もお疲れ様。



A : あのね、廉の声が聞きたくなってしまったんよ、ほんまにごめんね





慌てて電話をかけると



「 もしもし、廉？


電話くれてありがとう、ほんま嬉しいわぁ」





大阪にいるであろう大好きなAの声。




『 ええよ、俺も声聞きたかった。


あのさ、A？ 』



「 なーに？ 」




『 その… 、 ほんまは今すぐ大阪まで会いに行きたいねん 。

こんな距離なんて関係あらへん、それくらい大好きやねん 』




「 …私今ね、東京に来てるの 」




『 っは ⁈ 』




思いがけない一言。




『 なんでなん⁈ 今何処におるの⁈ 』




「 今は自分のホテルだよ？


明日の舞台、観に行くからね 」





『 … まじぽん？


そうやったらめっちゃ嬉しいねんけど 』





「 ほんとだよ(笑)



明日も泊まるから…公演終わったら会いたいなって思って 」




『 今からでも会いたいくらいやわ ！ 』




「 あかんよ、明日頑張ったら会えるで、な？ 」




『 おん … 』



「 …じゃあ、もう遅いし、切るね？ 」




『 せやな…明日楽しみにしとって ？


おやすみ、愛してる 』






大好きな人と久しぶりに交わしたおやすみの挨拶のおかげか、その日はぐっすり眠れて。







次の日の公演後、



東京のとあるホテルで再会した2人は



幸せな時間をすごしました 。







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待ってこれほんとに駄作…、



廉の短編スランプで、短くまとめんのがむずいから、そろそろ長編書きたい！


magic終わったらやろうかしら。

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