死にたがりの手紙 7 ページ20
あ『ありがとうございました』
久「この警備体制じゃ凍死させて運び出すなんて出来ませんね｡この周囲で他に､冷凍倉庫ないか探しましょうか」
先程の鹿肉おにぎりがあった店で教えてくれた冷凍施設に来ていた3人
三「ねぇ､さっき通った道戻ってもらってもいい?」
久「はい」
＿＿＿＿
三「-20℃の走る冷凍庫」
民家の家に止まっている車に近づく
Aは扉に手をかけ開け中に入り三澄に手を伸ばし中に招き入れた
久「まずいですよ」
久部の言葉に耳を傾けることなく三澄は鞄からライトを取り出し中を探す｡Aもシャツの胸ポケットからペン型のライトを取り出し周囲を照らす
すると三澄が何かを見つけると後ろに立っていた久部とAの袖を捲る
三「手首の内側にあった傷､柱じゃなくてこうやって縛られて出来た痕だったら?胃の中にあったおにぎりとサンドウィッチ､売られていた量の半分､誰かと分けあって食べていたとしたら」
久「それって」
Aは出入り口付近に立ちながら更に奥へ行く三澄と久部を見守る
すると静かに扉が閉められるのに気づいたAと久部は急いで扉の方へ向かい完全に閉まるのを防ぐ
閉まるか閉まらないかの間が数秒続き扉を外側から占めている人物はしびれがきれたようで鉄の棒を振り下ろす
Aは久部を瞬時に後ろへ引っ張り後ろへ転がる。その隙を見て扉を完全に閉じられてしまった
三「開けてっ」
久「オイッ！」
『随分よくないことになっちゃったね…さて､どうしようか』
扉を叩き声を上げる2人に対しAは静かに顎に手を当てながら打開策を考える
数十秒後閉ざされ暗くなった冷凍室が明るくなったかと思えばクーラーが作動し始めたのだ
三「助けてっ」
久「誰か〜っ」
扉を叩いたり蹴ったりする2人を横目にAは少しでも温度が下がるのをを遅れさせようとガムテープとダンボールをクーラーの上へ張り始めた
張り終えたAは次に床へダンボールを敷き2人へ声をかける
『…2人共もう動かないで､無駄な体力を使わないようにね｡クーラーも塞いだし､ダンボールで寒さも少しは和らぐと思うから｡はい座って』
Aは2人を座らせダンボールを被せると自分もその隣へ座りこんだ
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天魔神(プロフ) - 青龍 葵さん» 大変お待たせしました!!本日更新しました (2018年9月14日 17時) (
レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新はされないんでしょうか？ (2018年9月7日 15時) (レス) id: e202ca34d9 (このIDを非表示/違反報告)
天魔神(プロフ) - Ayameさん» ありがどうございました｡修正させていただきます (2018年3月22日 14時) (レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - すみません10でした。「今月は出ませんでした〜」と「遺体が集まるといえば〜 」は中堂さんではなく木林さんのせりふです (2018年3月22日 2時) (レス) id: dda21d32b5 (このIDを非表示/違反報告)
天魔神(プロフ) - Ayameさん» どこが違うのか教えていただいてもよろしいでしょうか？ (2018年3月22日 2時) (レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天魔神 | 作成日時：2018年3月20日 20時
