昔の2人 小学四年生 ページ9
挨拶が終われば次々と質問の声が上がる
「どこから来たの?」
「なんで来たの?」
「質問は後でしてくださいね｡じゃあ爆豪君と日向さんの前の席へ座ってくださいね」
先生の声にAは手招きし二人を呼び前へ並んで二人が座ったのを確認した先生は話を続けた
チャイムが鳴り皆が声をかける前にAは声をかけた
「星野君､月野さんよろしくね｡私は日向A､彼は幼馴染み爆豪勝己｡最初は無愛想だと感じるかもしれないけど優しいから安心してね｡」
「誰が無愛想だ…よろしくな」
爆豪とAが手を差し出せば転向してきた彼が爆豪の手を､彼女がAの手を握りこちらも挨拶をする
「俺はさっきも言った通り星野海､彼女は幼馴染みの月野空｡無表情に見えるが慣れてくればちゃんと分かるぞ｡よろしくな」
「…よろs「ちょっとAばっかずりぃぞ!俺は〇〇だ。どこから来たんだ?」
「私は□□､なんで来たの?疎開?」
握手を交わし合っていた4人の間を割りこむように大声で話しかけワラワラと質問をし始めた生徒達
最初は唖然としていた4人だがハッとすれば額に青筋を徐々に浮かべ始めそれぞれの後ろに黒い雰囲気が纏われ始める
それに気づかずワイワイと話続ける生徒達に更に苛つき始めとうとう、行動に出たのは爆豪と転校してきたばかりの星野だった
右手を大きく掲げ机に迎い振り落とすと鈍い音がすると同時にピタリと話し声が止まる
「「「「まだ月野/さん/空/私が喋ってる途中だろう/でしょう!!!」」」」
声を揃えて怒鳴る4人
友人達はビクリと肩を震わせ教室から一目散に逃げていく
それをよそに声を揃えた事に驚いた4人は顔を見わせコロコロと笑い始めた
「爆豪君と日向さんとは気が合いそうね。遮られたからもう一回言い直す、私は星野空、よろしくね」
「よろしく…」
「日向さんなんて堅苦しいからAって呼んで。私も空って呼んでいい？」
「もちろん」
「じゃあ俺も勝己と読んでいいか？日向さんはAさんと呼ぶよ」
「構わねぇ。空さん、うちのと仲良くしてやってくれ」
「……勝己さんこそ、うちの海をよろしくね」
それが4人の初対面での出来事だった
後に長い付き合いが待っているとどこか心の片隅で思っていたかもしれない
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天魔神(プロフ) - みかんさん» そうなんですよ!せめて番外編だけでも二人を幸せにしたくてつくっちゃいました!!ぜひご愛読おねがいします(≧∇≦) (2018年4月26日 22時) (
レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 新しいのが出てる…！！！二人は小さい時から仲良しだったんですね(^^)最後は二人とも幸せになれて良かったです (2018年4月26日 19時) (レス) id: 4389491407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラミンゴ x他1人 | 作成日時：2018年4月25日 3時
