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リクさんに話を聞いてもらって少し落ち着いた



でも


壱馬の顔を見るのが少し怖い



思い出すのは、手を振り払ってしまった時の壱馬の驚いた顔と悲しそうな顔



A「かずま・・・」



ベットの上でぽつりと名前を呼んだ


壱馬「呼んだ?」


突然聞こえた大好きな声


A「え、?」

壱馬「A、ちょっと話せる?」

A「なんで、壱馬が・・・?」

壱馬「玲於さんに鍵借りた。勝手に入ってごめん。一応声はかけたんやけど・・・」


目の前には少し困ったように笑う大好きで大好きで堪らない人


A「壱馬・・・」

壱馬「ん?」

A「会いたかった・・・」

壱馬「俺も」


壱馬の顔を見るのが怖いって思ってたのに、顔を見たらすごく安心した


ベットの端に座っていた壱馬に抱きついた


少し驚いた顔をしたけど、優しく抱きしめてくれる壱馬


壱馬「Aに話したいことがあって、このままでいいから聞いてくれる?」

A「うん」


壱馬「リクさんから聞いた。桜庭さんから色々言われたんやんな?」

A「ぅん」

壱馬「あの人とは、デビュー前に付き合っとった」


改めて壱馬から言われると、辛い・・・


壱馬「でも、付き合っとる時から別れることは考えとった。タイミングが合わんくて、ずるずる付き合っとって、そんな時にあの人が浮気しとることが分かってん。好き同士で別れたって聞いたかもしれんけど、嘘やから」


そうだったんだ・・・


壱馬「過去は変えられへんし、そのことでAのこと傷つけてほんまにごめん。でも、俺のこれからは全部Aやし、この先の人生全部掛けて、Aのこと愛し続けるから・・・」


壱馬「俺の事信じてくれる、?」


そんな不安そうな顔しないで・・・


A「信じてる・・・」

壱馬「ありがとう」

A「あのね、桜庭さんの話聞いて、なんで壱馬のハジメテは私じゃないんだろうって思っちゃったの」

壱馬「え、?」

A「壱馬のハジメテ全部私がよかったってわがままになっちゃった」

壱馬「ごめん。でもこの先の全部はAだけやから」

A「うん!」

壱馬「傷つけた分、愛させてくれますか?」

A「いっぱい愛してください」


大好きな壱馬の愛で溺れたその夜


世界一幸せだった




長くなってしまいました💦

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Cham(プロフ) - 一気に読んでしまいました! (3月23日 14時) (レス) @page43 id: e34f1ff6f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カエ | 作成日時:2023年9月22日 21時

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