シスコンの日常 Part2

〇Xmas ページ7

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事務所のロビーでソワソワしながら大好きな人を待っている


「壱馬っ」


壱馬「お疲れ様、A」


A「ごめんね、用意時間かかっちゃって、」


壱馬「全然待ってへんし、気にせんでええよ。それより今日もめっちゃかわいい」


黒のアウターの裏地にはグレーのボアつきで、白のタートルネックのニットに黒のミニ丈のスカート、黒のロングブーツ
髪の毛は緩く巻き高めの位置でくくっている


控えめに言って天使


A「ほんと？嬉しい// 壱馬もめっちゃかっこいいよ」


壱馬「〜っ// デートはよ行こ」


急にかっこいいなんて言われて、動揺してもた


だってさ、好きな人にかっこいいって言われてんで？


なによりも嬉しいに決まってる


A「今日デートなの？」


そう、今日はクリスマス当日は人も多いし、有難いことにお仕事がある


でも、大好きな人とせっかくならクリスマスに2人きりの思い出が欲しいやん？(付き合ってないけど)


今日のデートで俺の事を意識してもらいたくて、デートしよって誘ってみたけど、本人はデートっていう自覚ないらしい･･･


この鈍感っ！
玲於さんどんな教育したんですか！？


壱馬「人多いしはぐれたあかんから手繋ご」


A「うん！どこ行くのか楽しみ！」


壱馬「行きたいとことかある？」


A「んー、おっきいツリー見に行きたい！」


壱馬「ええで。行こか」


A「うん！」



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