月とオオカミちゃんには騙されない② (ページ5)

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あ

男子はある一室で待つ

女子が男子を指名する。男子はラインで指名を受けるが、誰に指名されたかは分からない。

《1人目の女子》

ﾋﾟｺﾝ

緊張した面持ちで携帯を開くメンバー

?玲於さんが指名されました

玲於「行ってきます」

涼太「頑張って」

ドームの前で待つ玲於

ドームが開き、そこにいたのは

＿＿＿りな

玲於はりなの前に行った

りな「来てくれてありがとうございます」

玲於「呼んでくれてありがとう」

りな「私は、出会った時から玲於くんのことが気になってて、正直、玲於くんの気持ちは分かってるけど、それでも諦められませんでした。私はオオカミちゃんじゃないので信じて欲しいです」

玲於「ありがとう。りなちゃんの気持ちは嬉しいけど、ごめんなさい。他に好きな人がいます。伝えてくれてありがとう」

りな「ううん、頑張ってね」

玲於「うん」

〈切ない･･･〉

《2人目の女子》

ﾋﾟｺﾝ

?亜嵐さんが指名されました

亜嵐「行ってきます･･･」

壱馬「頑張ってください」

ドームの前で待つ亜嵐

ドームが開き、そこにいたのは

＿＿＿もも

亜嵐はももの前に行った

もも「来てくれてありがとうございます」

亜嵐「呼んでくれてありがとう」

もも「第一印象からずっと亜嵐くんのことが好きです。亜嵐くんの中にはヒナちゃんしかいないかもしれないけど、ももは一途に亜嵐くんのことが好きだから！ももはオオカミちゃんじゃないから信じてください」

亜嵐「まずは、ありがとう。えっと、ももちゃんの気持ちはすごい嬉しいです。正直まだヒナちゃんへの気持ちが大きくて、ももちゃんの気持ちには応えられません。ももちゃんが勇気を出して、誘ってくれたりしてくれたのとかすごい嬉しかったです。ありがとう」

もも「これからもっと誘っていくし、ももの方を見てくれるように頑張るね」

亜嵐「ありがとう」

〈ももちゃん頑張った！〉