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あ
＿＿＿運命の脱落発表
10人はある場に向かった
そこにはオオカミちゃんの人形と赤い手紙が･･･
もも「手紙だ･･･」
亜嵐「赤って嫌な予感しかしない」
北人「読みますね」
涼太「うん」
北人「【視聴者投票で最もオオカミちゃんだと疑われた女子1名が本日 太陽が落ちたあと 脱落します。なお、脱落者の復活については、落ちないで投票がオオカミちゃん投票を上回っていた場合のみとします】」
A「今日がこのメンバーで過ごす最後だから全力で楽しみましょ！」
ヒナ「そうだね、楽しく終わりたいもんね！」
亜嵐「そうだね！楽しもう！」
〈Aちゃんはもう覚悟が出来てるんですかね〉
〈なんとなくそんな気はしますよね〉
壱馬×A
2人はベンチに座って寄り添いあっていた
A「壱馬、もしもだよ？私がオオカミちゃんだったら、どうする？」
壱馬は驚いてAの方を向いたがAは視線を合わせようとしなかった
壱馬「それでも好きでいる。言ったやろ？Aがオオカミとかオオカミじゃないとかどうでもいいって。俺はAのことが好きやから」
A「それが聞けて本当によかった･･･」
壱馬「A」
A「壱馬、覚悟したつもりだったけどやっぱり怖い･･･」
壱馬「A･･･」
A「落ちたくないよ。でも、他の子が落ちるなら私が落ちたらいいって思ってる･･･」
壱馬「優しすぎんねんアホ」
A「もしかしたら今日が最後かもしれないから、抱きしめてくれませんか？」
壱馬「今日が最後とか言うな」
A「ﾌﾌﾌ、ごめんね」
壱馬「ほら、おいで」
壱馬の胸に飛び込んだA
A「壱馬の匂いだ」
壱馬「なんやそれ」
A「落ち着く」
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作者名：カエ
| 作成日時：2021年2月27日 22時
