32話 氷鉋と聖丸の策略 ページ11
数分前の話ーーーーーーー
「あぁ！クソッ！！！今思い出してもあの女ムカつくぜ！！！」((ゴンッ！
「八つ当たりするな聖丸。それを見て不快に思う者もいるのだぞ。
しかし今聖丸といるのは俺だけであるから不快になるのも俺しかいない。だから聖丸が気を配るべき対象は「うるっせぇ！！余計にイライラすんだよっっ！！！」
禍野の一角では、何やら二人の婆娑羅が話をしていた。
「チッッ！あの女の呪力さえ手に入れてれば、俺は……俺達は…ッ！！」
ーーーーー青空をみれたのに…！
「…！それだ、聖丸！！」
「……は？何だよ。」
「あの人間の弱点は、心だ。物理では効かない。
つまり、奴の気が弱まっているうちにそれにつけこんで泣かせれば……。」
頭の回転が速い婆娑羅が提案した。
「あぁ⁉んなの誰がやるんだよ！」
「そうだな。では任せるぞ、聖丸。
奴が泣き出した時、俺が奴を半殺しにして動けなくさせる。
そして、とどめはお前が刺すんだ。」
「……そうか……。あえてお前があいつに苦しみを与えて、死ぬ恐怖を存分に味わらせる。
そうすりゃ、ますます負の念が増えて呪力も増すってことだなぁ！？
楽しみで仕方ねぇな⁉うん、楽しみ過ぎて死にそうだぜぇぇぇ！！！」
狂ったように叫ぶ婆娑羅。もう片方の婆娑羅は冷静なまま彼を見ている。
こんなことは日常茶飯事だ、とでも思っているようだ。
「ふむ。手を抜くことは許されんぞ、聖丸。」
「わーってるよ！！今度こそ手に入れてやる……負の念で一杯の呪力をなぁ？
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ！！！！！」
この作戦が実行されるまで、
あと数分。
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どすこい(プロフ) - 双星大好き星人！さん» ありがとうございますなんて…！！こちらこそ読んで頂けて嬉しいです！！＼(^^)／楽しく作れたのでよかったです！ (2017年5月19日 18時) (
レス) id: c4d9b95dd0 (このIDを非表示/違反報告)
双星大好き星人！ - 神威推しなのでよんで見ましたが、めっちゃいい話じゃないすか！作ってくれてありがとです！ (2017年5月19日 15時) (レス) id: e93e803af6 (このIDを非表示/違反報告)
由良 - えっ��(ﾟДﾟ)生きてたら嬉しいす☆ネタバレ大好き♪( ´▽｀) (2017年5月4日 15時) (レス) id: 32c85edbc7 (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - 由良さん» 本当に神威は死んだんでしょうか…？ネタバレになったらすみません！(T^T) (2017年5月4日 12時) (レス) id: c4d9b95dd0 (このIDを非表示/違反報告)
由良 - すみません。気になります！！です。 (2017年5月4日 11時) (レス) id: 32c85edbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どすこい | 作成日時：2017年3月28日 15時
