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しげ ページ2
。
『そんでさー、CD取りに行かれへんかった！』
赤｢せやなぁ、それは悲しかったなぁ｣
『のんちゃん、可愛いし懐いてくれるのはいいけど…。俺の楽しみとるのはあかんの！』
赤｢そやなぁ、また明日一緒に取りに行こうな？｣
『…ん、』
今一緒にいるこの人は、俺の同期で俺がオタクであることを唯一知っている人。
結局あの後のんちゃんの世話をしていたら残業する事になりCDは取りに行けなかった。
『明日は！仕事行かんもん！もう知らん！』
赤｢あかんやろ？俺神ちゃんおらな寂しいわ｣
『…じゃあ、行く』
赤｢ん、偉いな。｣
そう言って頭を撫でてくれる。
この感覚、ふわふわして心地よくなってくる。
このままここで眠れたらどれだけ気持ちいいのだろうか。
赤｢あ！神ちゃん！寝ようとしとるやろ！飲みすぎ！｣
『…んぅ、』
赤｢もう、また俺が送ってかなあかんやん…｣
しげの困ったような声が聞こえる中意識が遠のいた。
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作者名：とー | 作成日時：2021年1月12日 20時
