60 少しでも近づくには ページ10
コレはモラクスとシトリーが人間として過ごす少し前コト__________
「兄妹として過ごすには口調を似せる必要があると思う」
「・・・く、口調??」
シトリーの言葉にモラクスは頷く
「あぁ、少し前に人間達が兄妹は見た目が似ていたり、口調が似ていたりする･･･と言っていたからな」
「・・・じゃあ、僕がモラクスに口調を合わせれば良いって事??」
「・・・そうなるな」
少し間をあけてモラクスはそう言う
「でも、兄妹としてコレから暮らすのであれば、僕はモラクスの事を・・・」
シトリーは何かを思い出したかの様にモラクスを見つめる
「如何した??」
「名前は決めたのかなぁと思って・・・」
シトリーはそう言う
「あぁ、俺は決めた・・・」
「どんな名前なのか聞いても??」
「「鍾離」だ」
その名前を聞いたシトリーはクスッと笑う
「変な名前だったか??」
モラクスの言葉にシトリーは首を横に振る
「違います、似合ってると思ったんですよ」
「・・・そうか??」
モラクスの言葉にユエは頷く
「シトリーは決めたのか??」
「・・・僕は・・・」
シトリーはそう言いながら上を見上げる
「・・・「ユエ」・・・」
「??」
「この付近だったかな・・・月の事を�爛罐┃瓩辰童世Δ蕕靴い痢�
シトリーの言葉を聞きながらモラクスは空を見上げる
「・・・お前に似合う名前だな」
空には綺麗な月が出ていた__________
「コレからもよろしく「兄様」」
__________________
「ソレが、爺さんとユエの口調が似てる理由だったんだね」
「・・・そんなに似せてるつもりは無いけど・・・」
ウェンティの言葉にユエはそう答える
「似せようとして敬語はなくしたけどさ・・・」
「確かに、ちょくちょく会う度に敬語が少なくなっているな・・・とは思ってたけど、そういう理由があったんだね」
「・・・変だった??」
ユエの言葉にウェンティは首を横に振る
「全然、寧ろ僕達に心を開いて来ている気がして嬉しかったけどね、敬語の時はまだ開いて貰ってないって感じだったし・・・まぁ、どんな口調でもユエはユエだよ」
「・・・ありがとう、ウェンティ」
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楓花(プロフ) - 義勇と杏寿郎推しさん» コメントありがとうございます!! 何故、そういう口調なのかは明かされていきますので、お楽しみにです (2022年1月31日 18時) (
レス) id: 82021b3973 (このIDを非表示/違反報告)
義勇と杏寿郎推し - あらあら、夢主さんは、鍾離先生の妹さんなのに男口なのですね。私は、兄が居ます。後は、親友(旅人)。神里綾華です。頑張ってくださいね。 (2022年1月31日 8時) (レス) @page9 id: 3737ce31ed (このIDを非表示/違反報告)
楓花(プロフ) - もふもふもふぃさん» コメントありがとうございます!!気づいてませんでした…教えて頂きありがとうございます!! (2022年1月6日 11時) (レス) id: 82021b3973 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふもふぃ(プロフ) - 密かに楽しませてもらってます！初コメがこれなのは申し訳無いのですが、オリジナルタグついてますよ(小声) (2022年1月6日 9時) (レス) @page2 id: 341d4659ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓花 | 作成日時：2022年1月5日 23時
