不老不死と未来視のエリート 2 (ページ44)

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「さぁ、ソラノお別れです」

「・・・」

ジャーファルにそう言われソラノは手を強く握る

「今回、私はしてはいけない事をしてしまいました・・・そのせいで貴方を苦しめた・・・でも、今は感謝をしています、貴方が今幸せだと知りましたから」

「・・・」

「貴方が私を刺せば今回の件は終わります・・・酷な事を頼んでしまい申し訳ありません」

「・・・いいえ、大丈夫です」

ソラノはそう言いながら刀を出す

「ソラノ、私達はもう２度とこうして会う事はないでしょう・・・けど、忘れないで下さいね、私達はずっと貴方を見守っている事を」

「・・・」

その言葉を聞いたソラノは我慢していたのだろう

目から涙が流れる

「・・・最後に良いですか??」

「何ですか??」

「あの時も私は貴方の泣いた顔を見ました・・・だから、今回は笑った顔を見せてください」

「!!」

ジャーファルにそう言われたソラノは刀を強く握る

「・・・酷いですよ最後にそんなお願いをするとか・・・」

小さくそう呟いたソラノはジャーファルの顔を見るのだった