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「よぉーし!!終わったー!!」
出水はそう言いながらソファに寝転がる
「お疲れさまでした、出水さん」
「あぁ、唯木のおかげで助かったよ・・・明日の宿題はもう完璧だな!!」
出水は其処にある時計を見る
時間は17時30分近くだった
「結構な時間経ってたんですね・・・僕が来たのは16時くらいなのに・・・」
「にしても、太刀川さんおせぇ・・・」
「今日は防衛任務でもありましたか??」
ソラノはその場に立ってそう言う
「いや、別に・・・唯木には時間あるのか??」
「まぁ、遅れるという連絡をすれば良いですから・・・大丈夫ですよ」
と出水にそう言った時だった
「出水ー、聞いてくれよ!!」
とそう言いながら太刀川が入って来たのは
「太刀川さん」
「・・・何事ですか??」
「唯木!!頼む、迅を止めてくれ!!」
太刀川はソラノに近づいてそう言う
「太刀川さん・・・アンタ、迅さんに何したんですか」
出水は太刀川を睨みながらそう言う
「俺何もしてない!!唯、唯木を隊に誘ったって話しただけ!!」
「ソレが問題なんじゃ・・・」
「太刀川さん見つけたよ・・・あれ??ソラノちゃんも出水もいる」
「迅さん」
「ソラノちゃん、太刀川隊に入らないよね!?」
迅はそう言いながらソラノの両肩を掴む
「いやいや、入りません!!」
「えっ、何で??」
「何でって・・・僕の居場所が玉狛だからです、迅さん達が僕の居場所は玉狛だと言ってくれた・・・だから、僕は誰に何を言われても僕のいるべき場所は玉狛です・・・なので、勧誘はお断りです」
ソラノは太刀川の顔を見てそう言った
「ソラノちゃん・・・」
「そうか・・・其処まで言われたら仕方ない・・・けど、唯木、俺は諦めないからな」
「太刀川さん、しつこいから!!唯木は玉狛の人間だから!!」
出水は太刀川の肩を掴みながらそう言う
「迅さん、唯木連れてってください!!唯木、また明日な!!今日はありがとう」
「ソラノちゃん行くよ」
迅はソラノの手を掴みながらそう言う
「あ、あの・・・自分で歩きますから!!出水さんまた明日です!!」
ソラノはそう言いながら迅と共に作戦室を後にした
「なぁ、出水・・・迅は分かりやすいな」
「まぁ、確かに分かりやすいですけど・・・・今回、迅さんがあぁなのは太刀川さんのせいですから、反省した方が良いですよ」
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作者名：楓花 | 作成日時：2021年3月2日 23時
