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「ソラノ、聞いてないわよ!!模擬店の事」
米屋にそう言われ迅達の元へとやって来たソラノに小南はそう言う
「烏丸さんから聞いていると思ったんですが??」
そう言いながらソラノは迅達が座っている席に水を置いていく
「言わないでと言っていましたし、言わずに来た方が面白いかと思って・・・」
烏丸はそう言う
「しかし、ソラノちゃん・・・執事服似合ってるね、後で写真撮っても良い??レイジさん達にも見せたいからさ」
迅はそう言う
「別に構いませんが・・・今日でどれだけ僕は写真を撮られるんですか??」
ソラノはそう呟く
「一体、どれだけ撮られたんですか??」
千佳はソラノに尋ねる
「知りたい??メガネボーイ」
「おっ、よーすけ先輩と・・・」
「出水先輩、唯木さん同じクラスだったんですか??」
「そうですね」
「唯木、お前俺達と同じクラスという事まで教えてなかったのか??」
出水は呆れた様な顔でそう言う
「・・・言わなくても良いかなと」
「それで、結局ソラノはどれだけ撮られたのよ??」
「最初、客集めの時に俺と廊下歩いていたんだけど、最初に唯木が声をかけた女性客に1回、その後結構な女性に撮られてたし、迅さん達が来る前に風間さんと太刀川さんも来てたんだが、2人にも俺達と一緒に撮られたし・・・」
「何なら、昨日B組の生徒にも撮られていたしな」
「撮られる理由が分からないんですよ」
ソラノはそう呟いた
(((((いや、ソレはその格好が似合いすぎるからだと思う・・・)))))
その言葉を聞いた迅達の思った事は同じだった
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作者名：楓花 | 作成日時：2021年3月2日 23時
