62 1位と2位と玉狛と ページ12
「よぉ、出水・・・ふっ」
「・・・風間さん、太刀川さん・・・てか、太刀川さん笑わないで貰えますかね??」
客呼びをしている中、ソラノと出水は太刀川と風間と呼ばれている人物に出会った
(この人が前、迅さんと戦った人達・・・)
「所で出水・・・ソイツが例の奴か」
風間はジッとソラノを見つめる
「は、はい」
出水の言葉を聞いた風間と太刀川は未だにソラノを見つめる
「・・・何でしょうか??」
「いや、迅がお前の事を気に入っているみたいだからどんな奴かと思ってな」
太刀川の言葉にソラノは何も言わない
「しかし、出水・・・お前、中々似合ってるぞ」
風間も何処か笑いそうな顔でそう言う
「風間さん笑いそうになってるじゃないですか!!」
「あっ、米屋さんも似合ってますので、是非2-Bへ」
「お前、サラリと米屋売ったな??」
「さぁ??どの道、見られるなら先に言った方が良いじゃないですか、何気に米屋さんノリノリでしたし」
ソラノの言葉に出水は何も言わない
「そうだ、唯木・・・お前・・・何したんだ??」
風間の言葉にソラノは首を傾げる
「何って・・・何ですか??」
「いや、さっき迅達に会ってな・・・"聞いてない"と言っていたから、烏丸と合流したら2-Bに来るそうだ」
「・・・ね、出水さん言ったでしょ??言わなくても来ると」
ソラノは出水の顔を見てそう言う
「ちょっと待て、お前・・・本当に言ってなかったのか!?」
「烏丸さんが言ってる気がしたので・・・模擬店の事に関しては一切言ってません」
(何だろう、後で迅さん達に何か色々と言われている唯木の未来が視える)
ソラノの言葉を聞いた出水は心の中でそう思った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：楓花 | 作成日時：2021年3月2日 23時
