舞いおちる光の刃 (ページ14)

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一方、薬研らしき姿を見た三日月は短刀達が使っている部屋へと訪れていた

「お前達・・・薬研の居場所を知らぬか??」

「・・・知っている訳ないだろ・・・」

「まぁ、知っていたとしても・・・アンタに教える気はないがな」

厚は三日月を睨んでそう言う

「・・・僕達はさっき薬研さんが言った様に三日月さんや兄様達がした事を忘れない・・・何時か、復讐をする・・・」

「・・・」

三日月は何も言わずにその場を後にした

三日月の気が遠くなったのを確認した小夜達は息を吐いた

「薬研君の事を聞いたって事は三日月さんは薬研君の姿を見たかも知れないね・・・」

青江はそう言う

「でも、冬架さんは??」

「・・・そうだな、薬研の姿を見たなら冬架の姿も見ているハズだ・・・」

「だが、薬研が冬架を隠しながら移動していた可能性だってあるさ」

「とりあえず、いまは2人がだてのひとたちをみつけるのをまっているしかありません!!」

「そうだな・・・俺達は待つしかない・・・」