【進撃の巨人】 IQ200の天才少女 (ページ33)

今日:5 hit、昨日:17 hit、合計:156,062 hit

IQ 31 ページ33

ﾊﾞﾝｯ

リヴ「エルヴィン、いるか？」

ノックもせずに荒々しく団長室のドアを開けたリヴァイ。

「いたー！」

それと、その後ろから顔を覗かせる俺。

エルヴィンは熱心に資料を見ていた。

けど、俺たちが来ると、その資料を閉じて引き出しにしまった。

エル「どうした？」

「聞いてくれよー、あいつお前の口止め効いてなかったんだぞー」

エル「あいつ？」

リヴ「ハンジだ。あいつ、ペトラに言いやがった。多分他のやつにも言ってんだろーな」

「ペトラが口滑らしてくれたお陰でねー」

エル「…そうか、あの口止めでもまだ効かないか…」

リヴ「あいつが、あんなにドMだったとはな…」

「どんな口止めなんだよ？」

俺がそう聞くと、エルヴィンの目が鋭く光ったような気がした。

エル「教えてほしいかい？」

「え、いやまぁ…」

リヴ「はぁ…。せいぜい頑張れ」

「え、それどーいう意味？」

俺の質問に答えもせず、リヴァイは団長室から出ていってしまった。

エル「……じゃあ、ハンジの代わりにでもなってもらおうか」

「え？ハンジの代わり？」

ハンジがやらないことに残念がっていると、エルヴィンが微笑んだ。

エル「ちょっと、こっちに来てくれ」

そうして連れていかれたのは、いつもエルヴィンが見ている窓だった。

.

リヴ「おい、ハンジ」

ハン「っ！！！！」

リヴ「あのバカなAが、口止めがどんなのか分からねぇからって、お前の代わりにしごかれてんぞ」

ハン「え！？まじ！？Aナイス！！」←

リヴ「………ほんとクソメガネだな…」