彼が ページ19
「A、今日の菓子なに?」
『今日は甘いクッキーですよ』
可愛らしい質問に少し笑って答えると、
彼も嬉しそうに微笑んだ。
彼が8才の頃。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「A、俺の隣にいろよ」
『ええ、悟坊ちゃまが望むのなら。』
彼が手を引いてくれた。
彼が17歳の頃。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『悟…様、貴方は教師なのですよ。ちゃんとしてください』
「ちゃんとしてるって。僕最強だよ?あと坊ちゃま〜って呼んでくれないの?悟坊ちゃま泣いちゃ〜う」
後ろから私の体に腕が回る。
『……変わりましたね、坊ちゃま、も。』
「…そうだね、皆変わった」
ぎゅ、と抱き締められる力が強くなる。
『…やっぱり、距離感だけは変わらないんですね。』
何もかも変わった、彼が28歳になった現在。
200人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きなこのもち。 - プスメラさん» 初めまして、作者です。 今のところオチは決まっていませんが五条先生との絡みは他のキャラより多いです。 更新は遅いですが頑張ります。応援ありがとうございます。 (2021年1月30日 21時) (レス) id: a2cbe2faaf (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月26日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年12月30日 1時