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伏黒、恵くんだよね、


と禪院家の血筋の男の子に話しかける悟坊ちゃま。





伏黒恵くん…………男の子だったんだね…


2人の会話を聞きながらだいぶ失礼なことを考えていると急に話かけられる。




「……アンタは」



細く小さな手でこちらを指す伏黒恵くん。





『悟坊ちゃまの付き人のAです。よろしくお願い致します。』





子供に嫌われたくはない。ので、なるべくニコニコしながら自己紹介する。





「、伏黒恵」




『はい、存じております』




「ぞん……?」




『え…と、知っていますよ、貴方のことは』


意外と可愛いところがあるんだなあ、と少し頬が緩む。






『…………それと、貴方のことはなんと呼べばよろしいですか…?』


一応禪院家の坊ちゃまなのだから、恵坊ちゃま……禪院の坊ちゃま………?





と、ぶつぶつ呟いていると





「………恵」




ぶっきらぼうに、目の前のランドセルを背負った彼が言う。





『呼び捨て、でよろしいのですか…?』





こくり、と頷いてから「あと…」





「その喋り方も、しなくていい」



『!……………はい……うん、よろしくね、恵』



一気に距離が縮まったような気がしてとても嬉しくなった。









「なあにガキといい雰囲気になってんの、A?」








突然後ろから自分のお腹に長く、細い腕が回る。

肩にも重みが加わり、頬に白い髪の毛があたる。








悟坊ちゃまだ。






「………ガキじゃない」




「…君にはあげないからね、こいつは」




ふっ、と鼻で笑う坊ちゃまに対し、



キッ、と坊ちゃまを鋭く睨む恵。




私を挟んで喧嘩しないでくれ…




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あいつ、僕の付き人でしょ?要するに僕のもの。」



「……付き人なだけだろ、アンタのものじゃない」




「………おっっまえ、生意気な……」





「本当のことだろ」

彼が→←絶対



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きなこのもち。 - プスメラさん» 初めまして、作者です。 今のところオチは決まっていませんが五条先生との絡みは他のキャラより多いです。 更新は遅いですが頑張ります。応援ありがとうございます。 (2021年1月30日 21時) (レス) id: a2cbe2faaf (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月26日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年12月30日 1時

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