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1話  ページ1

Aside


中学一年、春。

私たちは今日、新しい制服を身にまとった中学生になります。

夢と希望に溢れてた中学生活。


隣の席の不死川実弥くんがカッコよくて、私、白濱Aは心臓が破裂しそうです。


「それじゃ、一人一人自己紹介していってくれ〜」


担任の先生に言われた。

窓際の席の人から順番良く自己紹介を初めていって。

等々、推しの番だ!


「不死川実弥です、第四小学校出身です。
得意教科は数学です。一年間よろしくお願いします」


至って普通の自己紹介。

声もかっこよければ、簡潔な自己紹介もかっこいい。

数学得意って言ってたから頭いいのは分かる。

はぁぁぁ、かっこいい隣の席の人、今不整脈起きてるかも。嘘です。

ただ推しが尊いんです。


なんて思ってたら私の番が来た。


『えっと、白濱Aです。第三小学校出身です。
特技は料理です。よろしくお願いします』


私も彼を見習って簡潔に述べた。

さっきの推しの自己紹介が永遠リピートされていますどうもありがとう。

録音したかった。


──────────────────────


どうしましょう、校内探検中、私が階段で後ろの子に押され躓いたんですが。


「大丈夫か?」

『は、はいっ!ありがとうございます!』

「おい気をつけろよ、前見てねぇからだろ」

「ごめーん」


推しが支えてくれて何とかなりました。


ひぇっ、顔がよろしい。

とても良い匂いがしました。



━━━━━━━━━━━━━━━

白濱A

誕生日 12月8日
年齢 12歳
身長 154cm
体重 46kg
趣味 料理
好きなもの ロールキャベツ

不死川に一目惚れした子。

宇髄天元とは小学の時から親友。
出会った頃は常に喧嘩が絶えなかったが、五年の時にクラスが離れたのをきっかけに仲良くなった。お互い恋愛感情は一切無い。

2話→



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作者名:やぁと | 作成日時:2021年10月1日 23時

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