28story「みんなの分も」 ページ30
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彩《それを観て考えちゃったの…もし…もし、
チノちゃんが…、何かのトラブルに巻き込まれて…
大袈裟かもしれないけど…っ…“死んでしまったら”って…。》
チ『…っ！！;;』
私は泣きながら話す彩先輩を見て、元気そうに見えて裏ではすごく心配していたんだ。と私は気づいた。
彩《グスっ…でもね私、レッスンの時、チノちゃんを見てて気づいたんだ…。チノちゃんが雄英に行って、絶対立派なヒーローになるっ！って言った時、
あぁこの目なら、この子なら大丈夫だ。…って！》
チ『…！！』
泣きながら笑顔を作る彩先輩。
彩《っだから！！カッコいいヒーローになって、
それで一緒に、私達のお手伝いさんとして、一緒にバンドをやろう！！チノちゃんっ！！！》
日《…っう〜！！また彩ちゃんにいいとこ持ってかれた〜！！》
千《仕方ないわよ日菜ちゃん。こういう大事な役は彩ちゃんの仕事よ♪ほら、彩ちゃんも泣き止んで。》
イ《彩さん、私、とても感動しました！》
麻《ジブンもっす！！チノさんに彩さんの気持ち、
伝わってると思いますっ！》
彩《そ、そうかな？エヘヘ…じゃあみんな、チノちゃんに向かって、いくよー！！せーのっ！！》
パスパレ全《《チノ/ちゃん！ファイトー！！》》
『『プツッ…』』
楽しそうに笑顔で応援する声と共に、動画が終わった。
チ『…っ〜…！！』(涙)
私は涙が止まらず、しばらくの間、声を殺して泣いていた…。
ーーーーーーーーーー。
涙が止まって落ち着いた頃、私は部屋の窓を開けて、夜空を見上げていた…。
チ『…。(彩先輩や日菜先輩、千聖先輩にイヴちゃん、それに麻耶先輩…他にもたくさん私を応援してくれる人達がいる…。)』
チ『期待を裏切らないように、頑張らなくちゃ…！
それに…、、』
TVの砂嵐のように、途切れ途切れで頭に流れる皆んなが泣く声…。
チ『…私は…、絶対にヒーローになる。それで、今までみんなに助けられた分を恩返しするんだ…。』
そう私は、改めて心の中で決意をした。
チ『…さて、明日も頑張りましょう！！』
一人でオー！と返して、私は下の部屋に降りて、
ルイさんの夕食の準備を手伝いに行った。
…だけど、この時の私は知らない…。
…明日、自分の身が、
ーーーーー“どうなるかなんて……。”ーーーーー
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燐咲 - 宇田川が宇陀川になってます！！！！！！！！！(^^; (2019年3月5日 21時) (
レス) id: 4a651571f9 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - イゼッタ様 ふっふっふ……よく分かりました(・∀・)ニヤニヤ (2018年10月17日 7時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 作者の好みはクーデレと見た。 (2018年10月17日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - 受験勉強辛い…(泣) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年9月28日 22時
