26story「マスターの“ルイさん”」 ページ28
・
チ『あ…私はここら辺で…。』
緑「あ、そっか。チノちゃんの家ここの曲がり角曲がらないと、かなり遠回りになっちゃうもんね。」
麗「チノちゃんの家って駅から近いんだね！」
チ『あ、はい。そうなんです。』
飯「電車を使う時に便利だな。」
チ『いや、でもそうでもないんですよね…;;』
麗・飯「「？」」
緑「チノちゃんの家の通り、朝になるとすっごい人が通ってて、ちょっとした満員電車みたいなんだよね…;;」
麗「そ、それ…結構っていうか、かなり大変だよね…;;」
チ『はい…朝から結構体力使うので…。;;』
飯「それは、学校に来るまでが大変だな…」
チ『あはは…;;まぁ、兎に角！私はここら辺で失礼しますね！』
緑「あ、うん！また明日！」
麗「バイバーイ！！」
飯「暗いから気を付けてな！」
私は三人に見送られ、私は急いでカフェに戻った。
ー喫茶店 風月ー
『『カランカラン…』』
？「あ、チノちゃん！お帰りさない。」
チ『…！！ルイさん！帰ってたんですね…！』
この人はこの喫茶店のマスターの“雨川 ルイ”さん。
よく関西や東北の方へ、カフェの宣伝やコーヒー豆を貰ってきたりするのが主な仕事です。
まぁ、他にも仕事があるでしょうけど…。(汗)
そして数少ない、私がRoseliaのギターボーカルの
【*〜Lily〜*】として知る人の一人です。
…え？私…ですか？私の仕事は、マスターさんがいない時に、代わりに私が喫茶店をお留守番するのが私の仕事です。
主な仕事は、お客さんへの接客やご注文を聞いて、コーヒーを淹れたり、店内を掃除したり…他にも色々ありますね。(ぶっちゃけチノちゃんの方がマスターっぽいのは言ってはいけない←)
ル「そういえばチノちゃん、今日はバンドのお手伝いはなかったの？」
チ『あ、はい。今日本当はアフグロのお手伝いがあったんですが、蘭ちゃんからさっきメールがきまして…。』
そう言って私はルイさんにメールを見せる。
ル「…？“今日は雄英の初日だったでしょ？疲れてると思うから今日は手伝いしにこなくていいから、
ゆっくり休んで。おやすみ”
蘭ちゃんって、口調はつっけんどんだけど、すごく優しいよねぇ…。」
そう言ってルイさんは、頬を緩ませて笑う。
チ『何を今更言ってるんですか。蘭ちゃんは元からすっごく優しいですよ』
ル「まぁチノちゃんには、ね…。」(泣)
そう呟いて、ルイさんはそっぽを向いてズーンと落ち込む。
チ『…;;あ、私ちょっとやる事があるので、部屋に戻りますね。』
ル「うん。分かった。」(泣)
そう言って私は部屋に戻った。
next⇒
27story「一本の動画」→←25story「名前呼びと帰り道」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
燐咲 - 宇田川が宇陀川になってます！！！！！！！！！(^^; (2019年3月5日 21時) (
レス) id: 4a651571f9 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - イゼッタ様 ふっふっふ……よく分かりました(・∀・)ニヤニヤ (2018年10月17日 7時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 作者の好みはクーデレと見た。 (2018年10月17日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - 受験勉強辛い…(泣) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2018年9月28日 22時
