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【Kazuma side】
こんな夜遅くまでバイトしてるかと思えば、一人暮らししようかな、なんて言い出す
俺、まだ頑張り足りない？
まだ近付けない？
Aの目が、一向に俺を映そうとしなくて腹が立つ
少し乱暴に掴んだ手も振り払わずに付いてくる
その変な優しさが、俺を締め付ける事なんて多分Aは知らないし、
俺ばかりがどんどんAに溺れていくんだ
人の少ない狭い道にAを連れ込む
何やってんだろ俺…
そう思いながらも、体は勝手に動く
コンクリートの壁を背中に少し怯えた目をするAと距離を詰めた
『そんなに俺を避けたいの？』
「そういうわけじゃ…」
『じゃ、なに？俺の事嫌い？』
「ちがっ…」
子供な俺は俯くAにムカついて顎を掴んでキスをした
「んんっ…」
小さく吐息を漏らしたAは、抵抗しなくて
「っ…ぁ…」
掴んだままの手に少し力を入れて、握り返してくるだけで
夜道に舌の絡まる音だけが響く
『嫌なら拒否れ…』
少し唇を離してそう言ったら、
「うん…ごめん」
苛立つ俺をなだめてるつもりなんだろうか
潤んだ目で頷いただけだった
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ぬう(プロフ) - おこめさん» 他の方の作品を盗んだ事はございません。ご不快なようでしたら申し訳ございませんが、こちらの作品ページは閉じて下さいませ。 (2022年7月4日 19時) (
レス) id: e513f955a5 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 題名の月下美人、同じ題名で臣くんのお話書かれてる方いらっしゃるのですが大丈夫ですか、、、？ (2022年7月3日 16時) (レス) id: dc9901e6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2022年7月1日 23時
